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理事長挨拶

石村 和彦産業技術総合研究所は、2001年に独立行政法人として発足して以来、「技術を社会へ」をスローガンに、持続可能な社会の実現に向けて、社会課題を解決し、経済発展を生み出すための技術を世に送り出すべく研究活動を続けてまいりました。

2020年4月1日から、産総研の第5期中長期計画が始まります。
この計画では、産総研が取り組むべき最大のミッションとして「社会課題の解決」を掲げています。
近年、わが国はエネルギーや環境の制約、少子高齢化、国土の強靭化と防災等、社会を持続可能なものとするためには、避けて通れない重要な問題に直面しております。こうした問題はあまりに多様で、しかもめまぐるしく変化するため、もはや、単独の企業、単一の学問領域で実効性のある答えを導くことは困難になってきました。
このような状況の中で、産総研は7つの研究領域をもつ多様性を活かし、今まで以上に分野をまたいだ研究の融合をはかり、国内最大級の研究機関としての総合力をあげて、こうした社会課題の解決のための研究を推進します。

そして、産総研のもう一つの欠かせないミッションに「橋渡し」があります。
研究成果を社会へ還元するためには、多くの乗り越えなければならない障壁があります。産総研はこの障壁を乗り越えるため、これまでも技術の社会実装、すなわち「橋渡し」機能の強化に注力してきました。その結果として、冠ラボなど、研究成果を企業にいち早くつないでいくためのさまざまな制度を整備し、すでに多くの民間企業と手を携えて研究を進めています。第5期においても、こうした取り組みをさらに発展させて産学官の複数機関との連携をすすめ、社会と産業のニーズにより的確に、タイムリーに、かつ高度に応える機関として活動します。

産総研は、世界最高水準の研究を推進する特定国立研究開発法人として、日本が革新的な技術を創出し続けるためのイノベーション・エコシステムの中核として、そして大学や企業の研究開発活動や事業化のパートナーとして、これからも活動と実績を積み重ねてゆく所存です。
皆様の益々のご理解とご支援をお願い申し上げます。

国立研究開発法人産業技術総合研究所
理事長
石村 和彦(いしむら かずひこ)
ISHIMURA Kazuhiko

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国立研究開発法人産業技術総合研究所