社会インフラの安全を守るには、構造物に生じる「わずかな変形」を正確に捉える計測技術が欠かせません。レジリエントインフラ実装研究センター(兼 分析計測標準研究部門)の李志遠上級主任研究員らは、ドローンで撮影した映像に映るマーカーの位相情報を活用して、100 m離れた橋梁のミリメートル級のたわみを高精度に計測できる新技術を開発しました。この技術では、人の平衡感覚の仕組みに着想を得た画像ぶれ補正と、サンプリングモアレ法による位相解析を組み合わせた独自のアルゴリズムにより、従来困難だった「固定カメラ不要・現場即応」の点検を実現します。