産総研:ニュース

お知らせ記事2023/09/12

すべての研究領域で修士卒研究職の採用を開始します
-研究開発体制強化に向けた研究人材の拡充に向けて-

修士型研究職の採用拡大に向けた取り組み

国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)では、2023年秋以降、修士課程修了者を対象とした研究職(修士型研究職)の採用拡大に向けて、以下の取り組みを進めます。

1.採用領域の拡大

産総研では、以下の研究領域等で研究活動を実施しています。
今回、これらすべての研究領域等において修士型研究職の採用を拡大します。

  • エネルギー・環境領域
  • 生命工学領域
  • 情報・人間工学領域
  • 材料・化学領域
  • エレクトロニクス・製造領域
  • 地質調査総合センター
  • 計量標準総合センター
  • 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター

2.入所後の育成支援制度の充実化

修士型研究職がさまざまなフェーズの研究活動を主導できる研究人材となるよう、現場での人材育成に加え、修士型研究職を対象としたメンター制度¹を導入し、育成支援制度を充実します。入所後、自立的に研究開発活動を行うことができる研究者としてのキャリアを歩めるよう支援します。

¹豊富な知識と職業経験を有した職場の先輩職員(メンター)が、後輩職員(メンティ)のキャリア形成上の課題解決を援助して個人の成長を支えるとともに、職場内での悩みや問題解決をサポートする制度

3.博士号取得支援の充実化

博士号取得に係る費用の補助制度(補助金支給)の増額を行うとともに、博士課程在学中スクーリング日の特別休暇制度の新設など、博士号取得に向けた各種支援を策定中です。

4.採用活動の強化

2023年秋以降、産総研での研究職としての活躍フィールドを具体的に理解し、働き方をイメージしていただけるよう、理系修士課程学生向けのインターンシップや説明会を開催します。また、国内外各種学会での学生・若手研究人材との接点の創出や、研究職リクルーターによる採用活動を強化します。

修士型研究職採用について

詳細は採用情報にてご確認ください

募集職種(雇用形態) 修士型研究職(任期の定めのない定年制の職員)
応募概要
  • 2024年4月採用について
    修士型研究職を対象とした2024年4月採用についても継続して募集(秋募集)を行います。
    詳細は、2023年10月上旬頃(予定)に採用情報ページへ掲載する募集内容にてご確認ください。
  • 2025年4月採用に向けて
    2023年秋以降、インターンシップや説明会を行うとともに、2024年3月よりエントリーシートの受付を開始します。以下の応募資格を持つ方に応募していただくことが可能です。
    • 大学院修士課程、理系の6年制カリキュラム(医学部・獣医学部・薬学部)を修了・卒業(または見込み)以上
    • 1994年4月2日以降生まれの者
      ※年齢につきましては、雇用対策法第10条の「長期勤続によりキャリア形成を図る観点から、新規学卒者などを募集・採用する」によります。
採用予定人数 全研究領域等で計数十名
勤務地 北海道センター(北海道札幌市)、東北センター(宮城県仙台市)、福島再生可能エネルギー研究所(福島県郡山市)、つくばセンター(茨城県つくば市)、柏センター(千葉県柏市)、臨海副都心センター(東京都江東区)、中部センター(愛知県名古屋市)、北陸デジタルものづくりセンター(福井県坂井市)、関西センター(大阪府池田市)、中国センター(広島県東広島市)、四国センター(香川県高松市)、九州センター(佐賀県鳥栖市)

修士型研究職の採用拡大の背景

産総研はミッションである「社会課題解決」と「産業競争力強化」を達成すべく、「第5期 産総研の経営方針」において、「第5期末までに産総研が中核となるナショナル・イノベーション・エコシステムのプロトタイプを構築すること」を宣言しています。また、産総研がナショナル・イノベーション・エコシステムの中核を担う機関としての機能を果たすためには、目的基礎研究のみならず、応用研究さらには社会実装研究を強力に推進する優秀な研究人材をこれまで以上に獲得し、研究基盤を強化していく必要があります。

産総研では本経営方針の策定以降、多様な研究人材の獲得・成長・活躍を促進するため、さまざまな人事制度改革を進めています。採用制度においては、2022年4月には若手研究者を対象としたテニュアトラック型の任期付採用制度(博士型任期付研究員制度)を廃止し、優秀な若手研究者が研究開発活動に専念できる環境を整備しました。また、研究職の採用計画においては採用規模を年々拡大し、ミッション達成に向けた体制の強化を進めています。この結果、2022年度は約120名、2023年度は約150名の採用計画とするとともに、先行的に人材拡充が必要な研究分野においては研究人材の機動的な採用に取り組んでいます。

一方で、日本の大学院博士課程の入学者数は2003年度をピークに、長期的に減少傾向にあります。そのため、引き続き優秀な博士人材による研究基盤の維持・強化を行いつつも、新たな人材確保策および育成支援策の検討が急務となっていました。

このような背景を踏まえ、2024年4月入所を対象とした修士型研究職の採用においては、2023年秋以降、すべての研究領域で修士型研究職の採用活動を進めてまいります。

産総研が目指す「ナショナル・イノベーション・エコシステム」の中核機関として研究開発体制強化を進めるにあたり、その源泉となるのはまさに研究人材です。産総研は2024年度以降も研究職の採用規模を拡大していく予定であり、研究開発の担い手となる修士型研究職の採用に大きな期待を寄せています。産総研が掲げるミッションの達成に強い意欲や熱意を持つ修士課程学生や修士人材の皆さまからのご応募を心よりお待ちしております。

なお、博士人材についても採用予定人数を大幅に増加するなどにより、採用を引き続き強化していきます。

本件問い合わせ先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
総務本部 人事部 人材マネジメント室 計画グループ
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