着色のために用途が限られていた植物資源リグニンを、白色・透明な高機能素材へ――化学プロセス研究部門 敷中一洋上級主任研究員は、リグニンの光吸収を分子間相互作用で抑制する「溶媒制御型カプセル化」技術を開発。これにより、リグニンを恒久的に白色化し、透明膜や耐熱性向上フィラーとして利用可能にしました。従来の「時間が経つと着色する」課題を解決し、樹脂複合材や接着材など幅広い産業応用に道を開きます。