産総研理事長 石村和彦による日刊工業新聞「講壇」への寄稿コラムです。産総研の経営方針やそれを受けた具体的なアクション、自身の経験やマネジメント論、社会・技術動向への考えなど、石村の視点から複数のトピックを取り上げています。 ※記事の版権は日刊工業新聞社にあり、許諾を得て掲載しています。
2003年にオープンイノベーションの概念が提唱され、政府や経済団体などでもその必要性が訴えられてきた。だが、日本の企業はいまだ自前主義にこだわり、国際的に大きく劣後している。企業は大学や公的研究機関をアウトソーシングに使っているのが実態であり、これではイノベーションが生まれるはずがない。経営層はマインドを変える必要があり、同時に公的研究機関や大学も魅力を高める努力が必要である。