産総研理事長 石村和彦による日刊工業新聞「講壇」への寄稿コラムです。産総研の経営方針やそれを受けた具体的なアクション、自身の経験やマネジメント論、社会・技術動向への考えなど、石村の視点から複数のトピックを取り上げています。 ※記事の版権は日刊工業新聞社にあり、許諾を得て掲載しています。
私がAGCの経営において力を入れたのは、液晶用ガラスビジネスの次のビジネスを育てることであった。そのために人材育成とタレントマネジメントに取り組んだ。リーマン・ショックや東日本大震災という社会を揺るがす出来事が発生した時代に、業績の好転と低迷を経験したジェットコースターのような社長時代であったが、その裏側で進めていた改革が実を結ぶには時間がかかった。