社会貢献への変わらぬ想いから、
たどり着いた産総研。
働く上で、新卒の時から変わらない軸は『社会貢献』。社会人として色々な人々・業界を知る中で関心の対象も変わり、絞られていった結果、3社目で産総研にたどり着きました。新卒で入ったのは、通信インフラ企業。中堅・中小企業の経営者とのやり取りが多く、経営の困り事の相談を受けていました。私からは通信に関する提案・サポート等を行い、その点では相手の期待に応えられたという感触を得る一方で、もっと根本的なアプローチはできないものかというモヤモヤを抱えていました。経営コンサルタントへ転身していく同僚もいましたが、私は経営者達がよく口にしていた行政サービスに関心を抱いたことから、様々な制度・サービスを提供したり立案したりする側の立場になってみたいと思って公務員へと転職しました。そこで配属されたのは下水道局。もともと希望していた産業支援系ではありませんでしたが、巨大な社会インフラを支える事業に携われたことは大きな経験となりました。下水道には様々なノウハウが詰まっていて、新しい技術の研究開発が日々行われていることを財政面から感じました。既存設備の効率的な維持管理や新しい施策・事業の立ち上げを生み出す源泉として研究開発に関心を持ち始め、社会全体をより良くするための研究開発に自分が関われる環境として産総研に魅力を感じました。産総研なら、公的な立場で、幅広い研究分野を生かしたオールインワンパッケージのようなアプローチもでき、社会に与える影響も大きい。官民それぞれの立場で職務経験を積んできた自分が、事業運営と発展に貢献できるイメージも描けたため、産総研への入所を決めました。