オープンイノベーションの
プラットフォームをつくる。
できるし、やらなくちゃいけない。
例えば、強風で電車が止まったりしますよね。「止まるラインをどこにするか」を決めるのが、「リスク影響評価」。大学院時代は、公共政策系のゼミでそんな勉強をしていました。そのゼミに産総研の環境安全系の方が講師として来ていて、出会いはそこからです。今の日本情勢だと、企業単体の力だけでイノベーションは生まれづらいです。イノベーションを起こすためには、いろんなバックグラウンドがある人、異なる文化や組織が混ざり合うことが非常に重要です。様々な企業とも共同研究をしていますが、産総研は、日本企業の自前主義的なマインドを変えていくために必要な組織なんじゃないかと思いました。技術の社会実装を目指す組織として、幅広い分野で研究しながら、日本のオープンイノベーションのプラットフォームをつくっていく。それができるのは、産総研だろうなと。できるし、やらなくちゃいけない。私も文系だからこそ、産総研でできることがあるんじゃないかと夢を抱きました。と、そんなことを面接で話したら、面接官の方と盛り上がりまして。ここなら楽しく働くことができそうだなと思いました。