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絵文字の研究【産総研公式X】

2022/02/14

COLUMN

絵文字の研究

\研究者にきいてみた!/

    2月14日はバレンタインデー。大切な人に絵文字で感情を伝えることも多いはず。

     でもちょっと待って!あなたの絵文字、相手に正確なニュアンスで届いてますか?

     人間拡張研究センターの沓澤 岳 産総研特別研究員(ポスドク)は、ズバリ「絵文字」を研究中です。

    沓澤 産総研特別研究員

    Q.どんな研究をしてるの?

    A.絵文字をつかった心理状態記録の研究の一環で「人が絵文字からどんな感情を読み取っているのか」調査しました。

     20-30代の日本在住者約1000名に絵文字を見せ、受けた感情を

    • ポジティブ〜ネガティブ度合い
    • 感情の強さ

    で答えてもらって分析しました。

    Q.どんなことがわかったの?

    A.多くの感情が既存の絵文字でおおむね表現できていそうだという結果になりました。

     一方で、「緊張」や「警戒」といった微妙な感情まではまだカバーできていない可能性があります。繊細な感情を示す絵文字も今後増えてくれたらいいですね。

    絵文字概要

     また、これはみなさんの予想どおりかもですが、ポジティブな感情で受けとられる絵文字には、U字型の口😊・目の形の変化😄といった共通の特徴がみられました。

     もうひとつ、感情が強いものほど、涙😂やハート形の目😍といった「付属物」が顔に加えられている、という傾向もみられました。

    ポジティブな絵文字

    Q.ニュートラルな絵文字ほど解釈の個人差が大きいの?

    A.どちらかというと逆で、強い感情を示す絵文字ほど解釈の個人差が大きいという結果でした。特に「強いネガティブ」になるほど振れ幅が大きいです。

     激怒😡や大喜び😆は、相手に過小・過大に受け取られる可能性がありそうです。

    解釈の個人差が大きい絵文字

    Q.絵文字の研究をもっとくわしく知りたくなったら?

    A.今回の研究成果はNature Research社 Scientific Reportsの注目記事になっています。
    論文も全文が読めますのでぜひご覧ください!
    https://www.natureasia.com/ja-jp/srep/pr-highlights/13953

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