産総研に蓄積した技術ポテンシャルを基に、中小企業、中堅企業の皆様との連携を円滑に行うため、産総研では、中小・中堅企業との連携の専門家である中小企業連携コーディネータを配置しております。 「新製品を開発したい」、「技術を高めたい」、「問題を解決したい」などのご要望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
- 中小企業、中堅企業と産総研研究者との連携(共同研究、受託研究、技術研修等)をコーディネート
- 国や自治体等の助成金獲得に向けた提案支援
- 技術的な相談への対応 等

中小企業連携コーディネータ
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青山 一郎(あおやま いちろう)
詳細情報
略歴
2002年 業務用機器・ソフトウェアの開発・販売を行う中小企業の社長として、製品開発、販売、メンテナンスなどライフサイクル全体で収益を最大化する方法を常に考えていました。
2008年 受託研究・調査を行う会社を設立し、流通業の地域差についての研究や、地域の事業者間連携を行ってきました。
2021年8月 産総研入所 博士(学術)
連携に向けた思い・コメント
ある先輩経営者の「中小企業の経営はモグラたたきに似ている」という言葉が頭から離れません。刻々と新たな課題が生まれる中で、常に自らが解決策を提示しなければならない。経営者の「たたき方」は伝播して企業文化を形成するというのです。 研究・開発においても、技術だけではなく資金やコミュニケーションなど様々なフェーズで発生する課題の解決を企業の皆様と一緒に考えて行きたいと思います。
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大森 弘一(おおもり こういち)
詳細情報
略歴
1987年4月 製薬会社入社、創薬等の研究に従事。さらに、その経験を活かしながら、研究の円滑な推進につながるように研究支援・サポート業務に従事。
2020年9月 他の国立研究開発法人に入所 調査・検討業務を担当
2021年5月 産総研 地域連携部 入所 中小企業連携コーディネータ
連携に向けた思い・コメント
「研究者や中小企業の事業者様の開発した製品が人々の生活や社会に貢献する」ことにつながることを目指します。そのためには、幅広い協力・支援が必要となります。そこで、中小企業のお客様の興味・関心と産総研の研究内容をつなぎ、両者の接点を見出すきっかけ作りのための助っ人(SCET)となれるように活動していきたいと考えています。
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小笠原 弘道(おがさわら ひろみち)
詳細情報
略歴
1983年 通信機器メーカーに入社、ファクシミリ通信機器のハードウェア開発に従事
1990年 ISDNターミナルアダプタ、Wi-Fiルータの企画・開発をマネジメント
2007年 WiMAX/LTE/5Gモバイルルータの企画・開発をマネジメント
2021年 産総研・地域連携部入所 中小企業連携コーディネータ
連携に向けた思い・コメント
民間企業出身のため研究開発の経験はありませんが、民間企業での新規事業立ち上げの経験を活かして中小企業様の目線で事業課題やお困りごとを産総研内の関係部署につなぎ、お客様の課題解決のお手伝いをしたいと思っております。
日本の産業基盤を支える中小企業様の発展に少しでも貢献できるよう活動してまいります。
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清水 哲夫(しみず てつお)
専門分野
- ナノレベル計測
- ナノ構造観察
- ナノカーボン材料
- 低次元材料
- 新規ナノ物質計測技術構築
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詳細情報
略歴
1991年 工業技術院 電子技術総合研究所入所
1993年 工業技術院 産業技術融合領域研究所
・所属していた研究ユニットは、アトムテクノロジー、ナノテクノロジー、ナノシステム、ナノ材料になります。
2022年4月より現職
主な連携活動
20年近く複数の企業と共同研究を実施してきました。企業マインドを重視しながら、今後も連携活動を通じてお役に立てればと思います。
連携に向けた思い・コメント
連携活動による共同研究等を通じて、企業の研究開発力向上にも貢献できればと思います。企業の考え方を理解しながらお話しできればと思いますので、是非気楽にご相談ください。趣味は将棋です。先を読んで仕事をするのが癖でもあり、得意ですので筋道立った連携活動ができればと思います。
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曽谷 卓司(そたに たくじ)
専門分野
- コンサルティング営業
- プロジェクト及びサービスの企画
詳細情報
略歴
- 精密機械メーカーに入社。企業向けシステム・ワークステーションの営業を経て、主に製造業・自治体のプロセス改革のコンサルティング営業に従事。
- 自治体のまちづくりプランの企画・展開では、民学産公の連携をコーディネートしてきました。
- その後、主に金融業・製造業向けのアウトソーシングサービスの企画・営業・設計・構築の実務及びマネジメントを経験し、2018年より産総研に入所。
主な連携活動
- 主に新しいモノづくりやIoT・AIの分野で、研究者や他社などとの橋渡しを通じて、企業のビジネス上の課題解決を進めています。
連携に向けた思い・コメント
研究の経験はありませんが、お客様へのシステムおよびアウトソーシングサービスの提供で培った、価値を提供するという目線で、常に企業価値を高め、TCO(Total Cost of Ownership)の最適化を実現できるパートナーとなれるよう、皆さまと一緒に活動してまいります。
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根岸 春巳(ねぎし はるみ)
専門分野
- 有機絶縁材料
- 有機・無機の接着
- 情報・通信用モジュール
詳細情報
略歴
1987年 化学会社に入社、プリント配線板(スーパーコンピュータ,MPU,アプリケーションプロセッサ等)用の材料開発に従事、お客様と共同で商品の立上げを実施。5年間の営業経験もあり、お客及びその先のお客様(大小企業)との連携を図り、製品化を行いました。
2022年7月 産総研 企業連携部 入所 中小企業連携コーディネータ
連携に向けた思い・コメント
地域の中小企業等に貢献できるような仕事を行いたいという思いで、産総研の中小企業連携コーディネータとなりました。前職時代に研究と営業の両方の立場から多くの企業へお伺いした経験を生かして、今後も積極的に企業へ訪問し、産総研との架け橋ができたらと考えております。また研究開発時代に情報・通信、交通・自動車、ヘルスケア、社会生活等向けの先端製品のマーケティングにも携わったことがありましたので、この経験も活かせたらと思っております。
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矢野 伸一(やの しんいち)
専門分野
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キーワード
- バイオマス利用
- バイオ燃料
- バイオものづくり
- 応用微生物
- 発酵
- 酵素
- 植物・農業関係
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詳細情報
略歴
1991年 石油化学企業を経て、工業技術院大阪工業技術試験所入所。
- 遺伝子工学を用いた微細藻類の利用技術、リグノセルロース系バイオマスからのバイオ燃料生産等の研究開発に従事。
- 近畿通商産業局産業技術企画官、NEDO主任研究員(燃料電池担当)を経験。
2019年4月 現職(関西センター勤務)。博士(農学)。
主な連携活動
- 生分解性プラスチックの生分解性評価
- 材料診断プラットフォーム関係
- バイオマス利用、バイオ燃料製造
(受賞歴)
- 日本生物工学会論文賞
- 木質バイオマス利用支援体制構築事業検討委員
- バイオマスモデルタウンプラン作成調査分析検討委員
- 再生可能型バイオ燃料の最新製造技術に関する調査委員
連携に向けた思い・コメント
専門はバイオマス、バイオテクノロジーですが、民間企業在籍時やNEDO出向時を含めて、バイオ以外の分野にも広く関わってきました。また勤務地は関西センター、中国センターの地域センターが中心でした。この4年ほどは産学連携の仕事に携わって、いろいろ勉強させていただいており、地域の目線、企業の目線に立ったコーディネートをすることを最大の使命と心得て活動しております。現在は関西センター勤務ですので、特に関西、西日本の方は是非お気軽にお声掛けください。
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