コンプライアンス意識向上のために

私たちは目指すべき姿として産総研ビジョンを共有していますが、業務はビジョン実現の観点のみならず、我が国における科学技術の水準の向上を通じた国民経済の健全な発展その他の公益に資する見地から実施しなければなりません。

そこで、使命感を持って地球環境と人類社会が調和した健全な未来をデザインし、人類の多様な幸せの実現に挑むため、産総研ビジョンに至るまでの行路として産総研行動規範を定めています。 行動規範に掲げられているとおり、私たちは、社会に対する説明責任を常に意識し、より良く職務を遂行するためにどうすればよいかを十分考え、改善や点検等を怠らないようにする必要があります。また、社会からの信頼を裏切ることのないよう、法の精神を尊重し、高い倫理観を保って職務を遂行することが必要です。

産総研では、「関係法令・一般法令の遵守」、「産総研のルールの遵守」及び「倫理・社会的規範に基づく行動」をコンプライアンスの3要素として捉え、職員のコンプライアンス意識向上のための取り組みを実施しています。

コンプライアンス研修

e-ラーニングや階層ごとの研修等において、コンプライアンス研修を実施し、コンプライアンス及び研究者倫理の重要性等を再認識するための教育を行っています。

コンプライアンスハンドブック・研究者倫理ハンドブック

研究者倫理ハンドブックの表紙画像
研究者倫理ハンドブック
コンプライアンスハンドブックの表紙画像
コンプライアンスハンドブック

職員一人ひとりがコンプライアンスの重要性を再認識し、コンプライアンス意識を高める一助となるよう、特に重要なコンプライアンス情報を抽出するとともに、それらを「職場環境」、「研究」、「研究マネジメント」、「情報管理」に分類し、事例を交えて見やすくコンパクトにまとめた「コンプライアンスハンドブック」を作成しています。ハンドブックは、全職員に配布しています。

また、研究業務を遂行するにあたり、備えておかなければならない倫理性や留意すべきことを「マインド」として簡潔にまとめた「研究者倫理ハンドブック」も作成、配布しています。

研究活動の不正行為への対応について

産総研では、「研究活動の不正行為への対応に関する指針」を踏まえ、研究所の実施する事業に係る研究開発活動の不正行為と研究資金の不正な使用の告発受付窓口を設置しております。

産総研の研究活動における不正行為(産総研研究者が発表した研究成果の作成に係るねつ造、改ざん、およびひょう窃(盗用))に関する相談・通報については研究活動における不正行為に関する相談・通報受付窓口までお願いいたします。

なお、公的研究資金の不正使用に係る通報は「公的研究資金に係る相談・通報窓口」にお願いします。

関連規程等