産総研トップへ

産総研:関西センター ニュース

2014/01/21

平成25年度産総研関西センター本格研究ワークショップ

 蓄電池は環境調和型自動車や再生可能エネルギー導入などにおいて利用拡大が期待されていますが、世界中で激しい研究開発競争が繰り広げられています。我が国がその研究開発競争で優位に立つためには産学官連携の強化が必要だと考えています。関西地域には蓄電池関連企業やアカデミアが集積しています。さまざまな研究開発事例を検証しながら、研究拠点としてのイノベーションハブ機能強化の方向を探ります。講演会の基調講演では、エネルギーシステムの構造革新を導く蓄電池の役割について、様々なビジネスモデルとオープンイノベーションによる将来展開への期待について講演していただきます。さらに産学官それぞれの立場からオープンイノベーションの役割や期待について講演していただきます。

 講演会に加えて、蓄電池技術開発に関連する、全国にある産総研研究拠点の技術シーズをご紹介する技術交流会を開催します。蓄電池開発の技術力を効果的に結集し、激しい研究開発競争を勝ち抜くイノベーション創出力強化の一助になれば幸いです。

開催概要
主催 (独)産業技術総合研究所 関西センター
後援 近畿経済産業局
日時 2014年1月21日 火曜日 13:00 ~ 17:25(交流会:17:30~19:00)
会場 (一財)大阪科学技術センター(大阪市西区靱本町1-8-4)
講演会:8階大ホール
技術交流会:8階中ホール
参加費 無料(ただし、交流会参加は別途3,000円)
定員 250名
講演会(8階大ホール)  13:00 開会挨拶
産総研 理事長 中鉢 良治
 13:05 来賓挨拶
経済産業省 近畿経済産業局 局長 小林 利典 氏
 13:10 産総研関西センターの紹介と趣旨説明
産総研 関西センター 所長 小林 哲彦
 13:20 基調講演「エネルギーイノベーションを支える蓄電池技術」
(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE)理事・研究所長
山地 憲治 氏
 14:00 講演「全固体二次電池の研究開発とその実現にむけた産官学の取組への期待」
大阪府立大学 大学院工学研究科 教授
辰巳砂 昌弘 氏
 14:30 講演「大型リチウムイオン電池の開発動向と研究課題に向けたオープンイノベーションへの期待」
株式会社GSユアサ リチウムイオン電池事業部 企画本部長
中満 和弘 氏
 15:00 技術交流会(30分)
 15:30 講演「技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)の取組み」
技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター 専務理事
先進・革新蓄電池材料評価技術開発プロジェクトリーダー
太田 璋 氏
 16:00 講演「NEDO革新型蓄電池先端科学基礎研究事業(RISING事業)での車載用リチウムイオン電池の長寿命化に向けた産学官連携の取り組み」
産総研 ユビキタスエネルギー研究部門 上級主任研究員
栄部 比夏里
 16:30 講演「材料技術を結集した耐熱性・高安全性リチウムイオン電池の研究開発」
産総研 ユビキタスエネルギー研究部門 首席研究員
境 哲男
 17:00 総合質疑応答

 17:20 閉会挨拶
産総研 理事 瀬戸 政宏
 17:30 ~ 19:00 交流会(技術交流会会場、参加費3,000円)
技術交流会(8階中ホール<展示ブース>)

15:00~15:30 及び 17:30~19:00(交流会)

全国にある産総研研究拠点(関西センター及びつくば・各地域センター)の電池関連研究成果をパネル展示します。

パネル展示は技術交流会及び交流会時(17:30-19:00)にご覧いただけます。

技術相談(8階中ホール<展示ブース>)

15:00~15:30

技術相談や共同研究に関するご相談の窓口を会場に設けます。当日、相談員と面談していただき、相談の概要を伺います。後日、産総研関西センターにて詳細な相談を行います。

参加申込方法 お申込み受付を終了しました。
問い合わせ (独)産業技術総合研究所 関西産学官連携センター内
関西センター本格研究ワークショップ事務局
TEL: 072-751-9606 Email: honkaku2013-ml[at]aist.go.jp([at]を@に置き換えてください)

国立研究開発法人産業技術総合研究所