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福島再生可能エネルギー研究所 お知らせ

2021/01/13

江島潔経済産業副大臣ご一行が福島再生可能エネルギー研究所をご視察

 2020年12月22日(火)、江島経済産業副大臣ご一行が、福島再生可能エネルギー研究所(以下「FREA」)をご視察されました。
 冒頭にて、産業技術総合研究所(以下「AIST」)理事の山内よりご挨拶やAISTの概要説明を、またFREA所長の中岩よりFREAの概要説明をいたしました。 
 続いて、「被災地企業等再生可能エネルギー技術シーズ開発・事業化支援事業」※を通じて製品開発を行った地元企業一社(株式会社朝日ラバー)から、製品の仕様や事業化後の展望等について、ご説明を受けられました。現場視察では、水素や水素キャリア、太陽光発電、次世代型パワーコンディショナ、風車要素技術及び洋上風況評価手法等の高性能化、地熱や地中熱の利用技術等について、実証設備や実験装置、プレゼンテーション等を通して、各分野の研究者から説明を受けられました。
 副大臣からは、「2050年までのカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向け、日本が総力をあげて取り組むため、ぜひ世界をリードする研究開発を実施してほしい」と激励のお言葉を頂きました。また、福島県内をはじめとした教育機関からの視察見学受け入れの話にご関心を示され「未来の研究者の育成への期待」についても、お言葉を述べられました。
 
※被災地企業等再生可能エネルギー技術シーズ開発・事業化支援事業:産総研福島再生可能エネルギー研究所では、東日本大震災により被災した3県(福島県、宮城県、岩手県)に所在する企業が持つ、再生可能エネルギー関連技術やノウハウなどの事業化支援を行っている。なお、令和3年度は、対象地域を福島県浜通り15市町村として引き続きの実施を予定している。(http://www.fukushima.aist.go.jp/seeds/index.html)

 
地元企業が開発した製品の説明をお聞きになる江島副大臣(中央右側)
Smart system research facilitiy
水素や水素キャリアの特徴、研究概要等についてご見学される江島副大臣(中央)
FREA hall
意見交換及び質疑応答に臨まれる江島副大臣(中央)
国立研究開発法人 産業技術総合研究所