English

 

ニュース

2017/03/27

お茶の水女子大学と産業技術総合研究所が包括協定を締結
-次世代の優秀な女性理系人材の育成を協力して行い、将来の「実践的イノベーション女性人材」の創出を目指す-

ポイント

  • それぞれの強みを融合し、双方の研究開発の推進と、将来の「実践的イノベーション女性人材」の輩出を目指す
  • 共同研究の場へ研究者や技術者への意欲を持つ有望な大学院生などの参加を促し、次世代の優秀な女性理系人材の育成を協力して実現

概要

国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)と国立大学法人 お茶の水女子大学【学長 室伏 きみ子】は、両機関の連携・協力に関する協定を平成29年3月27日に締結した。

本協定の締結を機に、それぞれの強みを融合し、次世代の優秀な女性理系人材の育成を協力して行うことで、双方の研究開発の推進と、将来の「実践的イノベーション女性人材」の輩出を目指す。

協定締結の経緯とねらい

お茶の水女子大学は設立以来女性研究者の育成に力を注いでおり、これまで数多くの優れた女性研究者を輩出してきた実績がある。また、今年度より第3期中期目標・計画期間に入り、従来のミッションである「グローバル女性リーダーの育成」に加え、人が一生を通じて心身ともに健康で幸せに暮らせるための研究と教育を推進する「ヒューマンライフイノベーション開発研究機構」を新たに設置するとともに、生活者視点からの工学の推進のため、大学院人間文化創成科学研究科に、奈良女子大学との連携による「生活工学共同専攻」を設置するなど新たな試みを進めている。

一方、産総研は平成27年度より開始した第4期中長期計画に基づく「橋渡し」のミッション遂行に取り組み、日々最先端の産業技術を生み出している。この「橋渡し」のミッション達成に向けて、多様なバックグラウンドを持つ人材が最大限に能力を発揮し活躍できる組織を目指してダイバーシティー推進に向けた取り組みを行っている。

このように、お茶の水女子大学と産総研がそれぞれの強みを活かして連携することにより、双方の研究開発の推進と、効果的かつ継続的な「実践的イノベーション女性人材」の輩出を目指す。

具体的な連携内容

協定に基づく連携・協力事項として共同研究などの研究協力を推進するとともに、女性イノベーション人材育成の取り組みを進める。

1)共同研究などの研究協力
主にお茶の水女子大学と産総研の情報・人間工学領域および生命工学領域において、研究テーマのマッチングを行い、共同研究を開始する。

2)女性イノベーション人材育成での協力
産総研の実用化を見据えた研究開発の場に、研究者/技術者への意欲を持つ有望なお茶の水女子大学大学院生などの参加を促し、次世代の優秀な女性理系人材の育成を協力して実現する。また、平成29年度中を目途にお茶の水女子大学への産学連携実践講座(仮称)の設置を目指す。その中で、産総研職員が講師となり、企業連携の実践的な講義・演習などを行うことを通じて、お茶の水女子大学の「理工系グローバルリーダーの育成」と産総研の進める「橋渡し」によるイノベーション創出とを融合させ、実践的イノベーション女性人材の育成を共同で行う。


協定締結式の様子
 
(左)お茶の水女子大学 室伏学長 (右)産総研 中鉢理事長

▲ ページトップへ

国立研究開発法人産業技術総合研究所