国立研究開発法人産業技術総合研究所 量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター(G-QuAT)は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」における「課題➁-2:産業化に向けた量子コンピュータの部素材の高度化に関する技術開発(委託*ただし、3年目は助成)」について、代表機関として実施予定先に採択されました。また、「課題①:産業化に向けた量子コンピュータシステムに関する技術開発」「課題➁-1:産業化に向けた量子コンピュータの部素材の高度化に関する技術開発(助成)」「課題➁-2:産業化に向けた量子コンピュータの部素材の高度化に関する技術開発(委託*ただし、3年目は助成)」および「課題③:量子コンピュータの産業化のためのミドルウェア開発」について共同研究機関として実施予定先に採択されました。
G-QuATは、本事業を通じた関係企業・機関との連携により、産業利用可能な大規模量子コンピュータの実現を目指して参ります。
【課題➁-2:産業化に向けた量子コンピュータの部素材の高度化に関する技術開発(委託*ただし、3年目は助成)】
『光子数識別が可能な光検出システムの高度化に関する研究開発』
代表機関:産業技術総合研究所
OptQC株式会社
G-QuATの役割:超伝導光子数識別技術による光子数量子測定系の構築とシステム化
【課題①:産業化に向けた量子コンピュータシステムに関する技術開発(助成)】
『超伝導量子コンピュータの産業化に向けた技術開発及び開発環境整備』
代表機関:富士通株式会社
G-QuATの役割:G-QuATが保有する設備を用いた大規模超伝導量子コンピュータ向け技術の実証
『繰り返し量子誤り訂正を可能とする Dual-Yb 型量子コンピュータの開発』
代表機関:株式会社Yaqumo
G-QuATの役割:Dual-Yb中性原子量子コンピュータ用レーザー設備など実機の周辺環境の検討と整備
『2030年産業化に向けた中性原子量子コンピュータシステムの開発』
代表機関:株式会社クエラコンピューティングジャパン
G-QuATの役割:中性原子量子コンピュータ用重要部品の構築
『1万量子モード入力の光量子コンピュータの開発』
代表機関:OptQC株式会社
G-QuATの役割:光量子コンピュータ実機の周辺環境の検討と整備
【課題②-1:産業化に向けた量子コンピュータの部素材の高度化に関する技術開発(助成)】
『低温動作小型ケーブル・コネクタの開発』
代表機関:株式会社フジクラ
株式会社東芝
G-QuATの役割:ケーブルおよびモジュール回路設計および評価技術の開発
『量子コンピュータの産業化に向けた光部素材技術の開発』
代表機関:浜松ホトニクス株式会社
G-QuATの役割:量子コンピュータ部素材の安定化と評価
『光量子コンピュータ産業化に向けたTFLN光技術の研究開発』
代表機関:日本ガイシ株式会社
株式会社山寿セラミックス
株式会社オキサイド
浜松ホトニクス株式会社
G-QuATの役割:TFLNを用いた光量子部品の整備
【課題②-2:産業化に向けた量子コンピュータの部素材の高度化に関する技術開発(委託*ただし、3年目は助成)】
『超伝導量子コンピュータの産業化に向けた高効率冷凍技術開発』
代表機関:株式会社IHI
大陽日酸株式会社
G-QuATの役割:ターボ式冷凍システムおよび希釈冷凍システムの性能評価
【課題➂:量子コンピュータの産業化のためのミドルウェア開発(助成)】
『AI・量子共通基盤技術』
代表機関:KDDI 株式会社
株式会社セック
G-QuATの役割:ABCI-Q環境および環境に関する情報提供、ジョブスケジューラの開発
『量子誤り訂正および緩和手法のデータ駆動型開発を加速する共通データスキーマ規格とエミュレーション基盤の構築』
代表機関:株式会社Jij
G-QuATの役割:データ駆動型開発のための共通データスキーマ規格の策定とデータセット整備
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
ブランディング・広報部 報道室
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