第8回RD20国際会議開催地決定と第6回RD20国際会議リーダーズレコメンデーション公開
第8回となる2026年の RD20(Research and Development 20 for Clean Energy Technologies)国際会議が、Council for Scientific and Industrial Research(CSIR)主催により南アフリカにて開催されることが決定いたしました。 RD20国際会議は、世界の主要なエネルギー技術研究機関が参加し、クリーンエネルギー分野における研究開発やベストプラクティスの共有、そして国際共同研究の可能性の探求を目的として、日本主導で2019年から開催されてきた国際会議です。
また、2024年12月2日~6日にインド・デリーで開催された第6回RD20国際会議で取りまとめられたLeaders Recommendation 2024 Delhi(リーダーズレコメンデーション2024デリー)が2025年5月15日に正式確認され、RD20公式ウェブサイトに掲載されました。Leaders Recommendation 2024 DelhiではRD20活動とミッションイノベーションとの協力関係強化、エネルギー構造転換分野ワーキンググループ(ETWG: Energy Transition Working Group)に対する技術的助言や提言等を通じたRD20のG20への関与 、若手研究者の新たなコミュニティを創設するためサマースクール活動の拡充、様々な仕組みによる研究者交流の促進などが推奨事項として確認されました。
第7回RD20国際会議テクニカルセッションのテーマ決定
第7回RD20国際会議でのテクニカルセッションのテーマが決定いたしました。テクニカルセッションは、以下プレナリーセッションと3つのテーマで構成され、2025年9月30日~10月1日の2日間にわたってハイブリッド方式にて開催されます。本会議では5日間にわたる多彩なプログラムを予定しており、リーダーズセッションの一部および、テクニカルセッションは公開予定です。ぜひご参加をご予定ください。
テクニカルセッション
- プレナリーセッション:エネルギーと環境についてのハイレベルトーク
- テーマ1:幅広い資源、変換プロセス、製品を含む合成燃料
- テーマ2:再生可能エネルギーのためのグリッド規模の貯蔵に焦点を当てたエネルギー貯蔵
- テーマ3:エネルギー技術の革新、開発、普及に向けた研究を加速させるためのAIとデジタル化