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受賞

2016/10/05

2016年度グッドデザイン賞を受賞

GOOD DESIGN AWARAD 2016のロゴ

 2016年9月29日に2016年度のグッドデザイン賞が発表され、国立研究開発法人産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下、「産総研」という)のエンドユーザ向けソフトウェア開発環境[MZ Platform]が受賞しました。

 グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じ、私たちのくらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへと導くことを目的とした公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「総合的なデザインの推奨制度」です。

受賞対象名

 エンドユーザ向けソフトウェア開発環境 [MZ Platform]

事業主体名(プロデューサー)

 国立研究開発法人産業技術総合研究所 製造技術研究部門


受賞対象の概要

 MZ Platformは、中小製造業の従業員が自社業務のIT化を独力で実現することを目的としたソフトウェア開発ツールです。このツールが提供するコンポーネントと呼ばれるソフトウェアの部品を画面上で組み合わせることで、高度なプログラミングのスキルを必要とせずに、独自のソフトウェアを作成することが可能です。日本国内の企業や個人であれば、ユーザー登録をすると無料で使用することができます。当初はPC上で動作するデスクトップアプリケーションを作成するためのツールでしたが、その後のモバイル端末の普及に伴い、Webブラウザ上で動作するWebアプリケーションを作成するための機能を追加して対象を拡張しています。


審査委員の評価

 ソフトウェア部品を用意し、それらを組合わせてソフトウェアを構築するというソフトは多い。この作品も同様のコンセプトであるが、ものづくりを対象とした製品となっている点が大きな特徴である。ITを知らない中小企業の技術者であっても、業務内容の深い理解と業務の改善に対する信念や情熱がある場合において、必要な情報処理と情報の提示を利用者自身が設計し、システムとして構築できる環境のデザインは評価でき、業務コンサルも含めた実績の蓄積は興味深い。Industry4.0が騒がれ、中小企業における情報技術の導入、活用が期待されるが、本システムによって、業務に対する理解と改善意識を下地に情報化を効率的に推進する技術として期待したい。


授賞式に出席した受賞者の写真(左から徳永仁史主任研究員、澤田浩之総括企画主幹、古川慈之主任研究員)
受賞者
(左から古川慈之主任研究員、澤田浩之総括企画主幹、徳永仁史主任研究員)

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国立研究開発法人産業技術総合研究所