受賞

2012/10/17

平成24年度工業標準化事業表彰を受賞

 平成24年10月15日に都市センターホテルにて工業標準化事業表彰式が行われ、「平成24年度標準化貢献者表彰(産業技術環境局長表彰)」を国岡 正雄(環境化学技術研究部門 研究グループ長)および神徳 徹雄(知能システム研究部門 研究グループ長)が受賞しました。

標準化貢献者表彰(産業技術環境局長表彰)

国岡 正雄(環境化学技術研究部門 研究グループ長)

[受賞理由]
 ISO/TC61/SC5/WG22(生分解性プラスチック-生分解性試験)でプロジェクトリーダー(PL)として活躍し、日本提案の国際規格化(3件)に多大な貢献。これによって環境負荷の少ない生分解性プラスチックの性能比較を可能にし、普及促進・地球環境負荷低減に貢献。
 また、WG23(バイオ由来度試験方法)でもPL(2011年から)となり日本提案を主導し、主に我が国が製造している生物由来のバイオプラスチックを、安価なデンプン等を練り込んだだけのものと区別する試験方法で、我が国産業の国際競争力強化に貢献。


神徳 徹雄(知能システム研究部門 研究グループ長)

[受賞理由]
 生活支援ロボットの市場創成に向け、ロボット技術のソフトウェアの国際標準化の気運を高めるため、OMG(オブジェクトマネージメントグループ)コンソーシアムにロボット技術部会を立ち上げ共同議長に就任し、標準化仕様の開発・発行の推進に多大な貢献。ISO/TC184/SC2/WG8(ロボットの性能)におけるOMGリエゾンとして連携を促進するとともに、同国内委員会の主査として日本意見の調整等にも活躍。また、IEC/TC65/WG1(用語)国内幹事として、IEC60050-351I(制御技術用語)の改正にも積極的に貢献。

国岡研究グループ長と神徳研究グループ長の写真

国岡研究グループ長(左) 神徳研究グループ長(右)