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お知らせ記事2015/06/11

2015年 European Inventor Award(欧州発明家賞)外国人発明家賞を受賞

 2015年6月11日(木)(中央ヨーロッパ時間)、飯島 澄男 産総研名誉フェロー(元ナノチューブ応用研究センター長)と湯田坂 雅子 招へい研究員(ナノ材料研究部門)らは、European Patent Office(欧州特許庁)の2015年European Inventor Award(欧州発明家賞)外国人発明家賞を受賞しました。

 欧州発明家賞は、技術革新や経済・社会に多大な貢献をした欧州出身の発明者を選定、表彰する賞で、欧州域外出身の発明者に対しては同賞の外国人発明家賞が授与されます。

 今回の受賞対象となった特許は、欧州特許 EP1464618(高周波プラズマ中で黒鉛棒を加熱して、炭素原子を高温の状態にすることによりカーボンナノチューブを合成する方法)ですが、受賞理由には飯島 産総研名誉フェローによる1991年のカーボンナノチューブの発見とその構造の解明、さらにそれに続く数々の研究業績も添えられています。