産総研:ニュース

お知らせ記事2026/10/01

「iFactory-産総研 次世代連続製造モジュールによる重要物資生産共創プロジェクト」を開始
-医薬品・半導体材料等を、研究開発から生産まで迅速につなぐ-

株式会社iFactory(以下「iFactory」という )、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下「産総研」という)、株式会社AIST Solutionsは、2026年10月1日より「iFactory-産総研 次世代連続製造モジュールによる重要物資生産共創プロジェクト」(以下「本プロジェクト」という)を開始しました。

医薬品、半導体材料、先端電子部品材料等の重要物資は、国民生活や産業競争力を支える一方、原材料や製造工程の海外依存、製造拠点の集中、製造人材の不足など、サプライチェーン上のリスクを抱えています。また、高機能化・多品種少量化が進むなか、研究開発で得られた成果を迅速かつ安定的に量産へ移行する新たな生産システムが求められています。

本プロジェクトでは、iFactoryのモジュール型連続生産システムと、産総研が有する化学プロセス、計測・評価、AI・デジタル技術等の研究基盤を融合し、化学品製造における、反応、抽出・洗浄、濃縮、晶析、ろ過、乾燥・充填等の各種単位操作を実施可能な横型連続製造装置の開発・改良を行うとともに、単位操作の連続生産プロセスへの適用性評価および原薬等の一気通貫連続生産プロセスの構築・実証を通じて、研究開発から生産までをシームレスにつなぐ製造技術の確立を目指します。

本プロジェクトを通じて、多様な機能性化学品に適用可能な装置設計指針および運転技術を確立するとともに、重要物資の迅速な生産立ち上げと安定供給を支える生産基盤の構築を目指します。さらに、本プロジェクトで蓄積されるプロセスデータや計測データを活用し、将来的にはフィジカルAIによる自律型スマート生産システムへ発展させることで、日本の産業・技術基盤強化およびサプライチェーン強靱化に貢献します。

iFactory

本件問い合わせ先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
研究戦略本部 企画部 連携推進企画室 冠ラボ設立・運営支援グループ

E-mail: m-cppo-crl-ml *aist.go.jp(*を@に変更して使用してください。)