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お知らせ記事2026/07/01

若手人材によるディープテック研究開発「覚醒プロジェクト」の採択者決定!

ポイント

  • 社会課題解決に挑む独創的な研究テーマを若手から募集し、研究支援を実施
  • 募集した研究テーマは、AI、生命工学、材料・化学、量子の4領域で、応募された中から23件を採択
  • 7月よりプロジェクトマネージャーによる伴走支援の下で研究開発がスタート

概要図

令和8年度覚醒プロジェクトの概要(https://kakusei.aist.go.jp/r8/

概要

国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、「産総研」という)では、「ディープテック分野の高度研究人材」を支援・育成する事業として、「覚醒プロジェクト」を2023年度に創設しました。

本年度は、4つの研究領域(AI、生命工学、材料・化学、量子)について、若手研究者による独創的かつ斬新なディープテック研究の開発テーマを募集し、厳正な審査の結果、先進的な23件の研究開発テーマを採択しました。

採択されたテーマの研究実施者は、担当プロジェクトマネージャー(PM)、スーパーバイザー(SV)、ならびに産総研の受入研究者の伴走支援を受けながら、2027年3月末まで研究を推進します。

【採択された研究実施者、研究テーマ、担当PM、ならびに産総研受入研究者(敬称略)】

研究実施者 所属 研究テーマ 担当PM 受入研究者
池上 桃花 駒澤大学大学院 前向きに終わる会話のために:ギャルマインドを介入原理とするハイコンテクスト対話支援システム 大西 正輝 大西 正輝
三浦 千哲 東京大学大学院 引用ネットワークの情報圧縮による研究評価バイアスの検出と補正
伴 玲吾 東京大学大学院 複数AIエージェントの並列稼働における心理的負荷の解明と軽減インタラクションの実現 牛久 祥孝 蔵田 武志
浅野 輝 東京大学大学院 反実仮想推論と弱教師あり学習による自己進化LLMの開発 唐木田 亮
平塚 謙良 京都大学大学院 主体性を備えるロボット基盤モデルの開発 金崎 朝子 堂前 幸康
山﨑 遼也 一橋大学 新たな学習パラダイム「学習進度平滑化」の創出 唐木田 亮
辻 知希 株式会社Ikotas Labs AI駆動型サイバー攻撃の無力化を目指す攪乱防御技術の研究 谷中 瞳 大西 正輝
大森 功太郎 東京大学大学院 専門家の思考過程をデータ化するインタフェースと身体技能指導AIの開発 高村 大也
宮川 創 筑波大学 未解読言語メロエ語のAI解読──デジタルコーパス構築・構成的言語モデリング・ヌビア諸語比較言語学による計算的アプローチ 井本 桂右 高村 大也
堤 歩斗 東京都立大学大学院 Speech LLMを応用した話者属性付き音声理解の研究 坂東 宜昭
浅野 颯太 東京大学大学院 データ駆動型分⼦設計による分泌型IgA抗体の胃内分解耐性最適化 阿部 敬悦 渡邊 秀樹
山本 圭太 東京大学大学院 Collateral Activity強化型CRISPR/Cas13の開発 加藤 義雄
酒井 俊輔 国立がん研究センター がん治療薬の効果を予測する細胞間相互作用シミュレータ開発 瀬々 潤 川田 健太郎
植田 大海 北里大学大学院 量子・AI 支援タンパク質デザインの実用化に向けた、高精度バイナリ符号化手法の開発 渡邊 秀樹
浦 朋人 筑波大学 タンパク質安定化条件の提案を加速する凝集エミュレータの開発 木下 聖子 南木 創
川久保 修佑 東京大学医科学研究所 コロナウイルス科の動的配列分類基盤の構築と未分類ウイルスの発掘 古賀 隆一
長谷部 颯汰 東京大学大学院 機械学習原子間ポテンシャルと自律実験の統合によるLi-M-F系固体電解質の創出 谷池 俊明 清水 康司
二荒 耀 東京理科大学大学院 遷移金属触媒とシランを用いたアシルホスフィンのアルキルホスフィンへの還元 永縄 友規
岩﨑 瑛大 九州大学大学院 多糖ナノファイバー足場界面の制御による細胞接着メカニズムの解明 長藤 圭介 熊谷 明夫
山田 翔太 東京理科大学大学院 ICT型蛍光プローブと画像解析を用いた高分子流体中の水分子の局所偏在および流動挙動の可視化システムの開発 武仲 能子
柳山 鏡 北陸先端科学技術大学院大学 メタノール生成を指向した高圧メタン転換用ゼオライト触媒のデータ駆動型設計基盤の創出 西堀 麻衣子 中村 功
桂 章皓 京都工芸繊維大学大学院 多孔質グラフェンと金属酸化物薄膜を複合したガスセンサの表面反応および伝導機構の解明 森本 崇宏
須田 浩平 東京大学大学院 DAQC による量子誤り訂正シンドローム抽出の低深度化と hook error の排除 藤巻 朗 柿崎 武、滝澤 真一朗

【SVとPM】

【SV】
AI領域松原 仁(京都橘大学 工学部ロボティクス学科 大学院情報学研究科 教授)
【SV兼PM】
AI領域大西 正輝(産総研 人工知能研究センター 社会知能研究チーム 研究チーム長)
【PM】
AI領域牛久 祥孝(株式会社NexaScience 代表取締役)
AI領域金崎 朝子(東北大学 大学院情報科学研究科 教授 (国際卓越教授))
AI領域谷中 瞳(東京大学大学院 情報理工学系研究科 准教授(卓越研究員))
AI領域井本 桂右(京都大学大学院 情報学研究科 准教授)
生命工学領域阿部 敬悦(東北大学大学院 農学研究科 教授)
生命工学領域瀬々 潤(株式会社ヒューマノーム研究所 代表取締役社長)
生命工学領域木下 聖子(創価大学 糖鎖生命システム融合研究所 副所長・教授)
材料・化学領域谷池 俊明(北陸先端科学技術大学院大学 教授)
材料・化学領域長藤 圭介(東京大学 大学院工学系研究科 教授)
材料・化学領域西堀 麻衣子(東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター 教授)
量子領域藤巻 朗(名古屋大学 未来社会創造機構 特任教授)


【産総研 受入研究者】

AI領域蔵田 武志(人間社会拡張研究部門)
AI領域唐木田 亮(人工知能研究センター 機械学習研究チーム)
AI領域堂前 幸康(人工知能研究センター 実体知能研究チーム)
AI領域高村 大也(人工知能研究センター 言語情報研究チーム)
AI領域坂東 宜昭(人工知能研究センター 社会知能研究チーム)
生命工学領域渡邊 秀樹(モレキュラーバイオシステム研究部門 バイオシステムデザイン研究グループ)
生命工学領域加藤 義雄(モレキュラーバイオシステム研究部門 バイオ構造活性相関研究グループ)
生命工学領域川田 健太郎(セルフケア実装研究センター 生理機能・データ解析研究チーム)
生命工学領域南木 創(健康医工学研究部門 ナノバイオデバイス研究グループ)
生命工学領域古賀 隆一(モレキュラーバイオシステム研究部門 バイオシステム多様性研究グループ)

材料・化学領域清水 康司(マテリアルDX研究センター 第一原理材料設計研究チーム)
材料・化学領域永縄 友規(化学プロセス研究部門 環境調和プロセス研究グループ)
材料・化学領域熊谷 明夫(機能化学研究部門 セルロース材料研究グループ)
材料・化学領域武仲 能子(機能化学研究部門 高分子化学研究グループ)
材料・化学領域中村 功(化学プロセス研究部門 固体触媒プロセス研究グループ)
材料・化学領域森本 崇宏(ナノカーボン材料研究部門 ナノデバイス・評価研究グループ)

量子領域柿崎 武(量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター 量子・AIクラウド研究チーム)
量子領域滝澤 真一朗(量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センター 量子・AIクラウド研究チーム)


詳細は、覚醒プロジェクトのサイト(https://kakusei.aist.go.jp/r8/)をご覧ください。

なお、本研究開発事業では、産総研が株式会社角川アスキー総合研究所に事務局運営を委託し、プロジェクトを推進しています。

 

用語説明

ディープテック
特定の自然科学分野での研究を通じて得られた科学的な発見に基づく技術であり、その事業化・社会実装を実現できれば、国や世界全体で解決すべき経済社会課題の解決など社会にインパクトを与えられるような潜在力のある技術。(経済産業省 産業技術環境局、「ディープテック・スタートアップ支援事業について」より引用) [参照元へ戻る]
 

本件問い合わせ先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
経営企画本部
E-mail:M-kakusei-aist-ml*aist.go.jp(*を@に変更して使用してください。)