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お知らせ

2021/11/25

データ駆動型材料設計技術利用推進コンソーシアムの設立に向けて
-高度なデータ解析技術が拓く新たな材料開発の世界へ-

2021年11月25日
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
 
 

概要

国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)材料・化学領域は、2022年4月1日に設立する産総研コンソーシアム「データ駆動型材料設計技術利用推進コンソーシアム」にご参加いただける会員の募集を開始します。
本コンソーシアムは、産総研のデータ駆動型材料開発技術を活用できる「材料設計プラットフォーム」を利用するための窓口として機能するとともに、会員に対してデータ駆動型材料設計に関する最新の情報を提供します。

データ駆動型材料設計技術利用推進コンソーシアムの概略図

データ駆動型材料設計技術利用推進コンソーシアムの概略図

背景

従来の機能性材料開発では、蓄積してきた多くの材料の実験・評価データを踏まえて「経験と勘」に基づく仮説を立て、それを実験によって長い時間をかけて検証するという作業が必要でした。このような状況を打破すべく、産総研ならびに先端素材高速開発技術研究組合(ADMAT)は、NEDO「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」(2016~2021年度)(以下「超超プロジェクト」という)において、データに基づく革新的で高速な材料開発を可能とする基盤技術の構築を進めてきました。産総研は、超超プロジェクトで得られた成果を広く利用していただくため「データ駆動型材料設計技術利用推進コンソーシアム」を設立することとしました。

コンソーシアムの目的

産総研にて、超超プロジェクトにより培われた技術・設備・データ・知財を集約した「材料設計プラットフォーム」の構築を進めており、本コンソーシアムはこれを利用するための窓口となります。参加会員は、超超プロジェクトによって得られたデータ等が共有されるほか、会員間で秘匿化されたデータの共用も可能な「AIST Materials Gate データプラットフォーム」(以下DPF) が利用可能になります。DPFは目的とする材料群に応じて、「光機能性微粒子」「配線/半導体材料」「電子部品材料」「機能性高分子」「触媒」の5つから構成されます。そのほか、データ駆動型材料設計に関する最新の情報も提供します。

今後の予定

データ駆動型材料開発にご興味があり、本コンソーシアムの設立趣旨にご賛同いただける法人、団体、大学、公的機関の皆さまを対象に広く会員を募集しますので、下記の問い合わせ先までご連絡ください。また最新の情報をホームページにて随時告知していきますので、ご確認ください。

2021年11月26日~2022年2月28日 nano tech 2022 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
                  コンソーシアムの設立発表(オンライン出展)
2022年1月18日、19日 NEDO「超先端材料超高速開発基盤技術プロジェクト」 最終成果報告会
2022年1月26日 nano tech 2022国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
       「データ駆動型材料研究の将来展望」をテーマとしたパネルディスカッションを開催(現地開催)、当コンソーシアムの活用についても言及予定

本件問い合わせ先

国立研究開発法人 産業技術総合研究所
データ駆動型材料設計技術利用推進コンソーシアム 事務局
E-mail:M-cdmd-office-ml*aist.go.jp(*を@に変更して使用してください。)
Webホームページ:https://unit.aist.go.jp/cd-fmat/ja/c-dmd/index.html

用語の説明

◆データ駆動型材料開発技術
マテリアルズインフォマティクスと呼ばれる手法を用いて、材料の構造とその特性との相関関係や法則等を、データから帰納的に抽出し、新たな材料設計の指針とすることを特徴とする材料開発のアプローチのこと。[参照元へ戻る]

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