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お知らせ

2018/11/01

「サイバーフィジカルセキュリティ研究センター」を設立
-サイバー空間とフィジカル空間を結ぶセキュリティの研究基盤形成を目指して-

国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下、産総研という)は、平成30年11月1日に「サイバーフィジカルセキュリティ研究センター」【研究センター長 松本 勉】を設立しました。

あらゆるものがつながるIoT、データがインテリジェンスを生み出すAIなどによって実現されるSociety5.0では、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)が高度に融合することによる経済発展と社会的課題の解決が期待されています。しかし、そのような社会には、サイバー空間における攻撃、フィジカル空間における攻撃、両者の境界における攻撃が絡み合う高度化・複雑化された脅威が存在しています。サイバーフィジカルセキュリティ研究センターは、サイバー空間とフィジカル空間に跨り価値を創造する産業基盤のセキュリティ強化に貢献することを目指します。

当研究センターでは、新しい技術領域において、セキュリティを測定する技術、セキュリティのレベルを定める方法、セキュリティのレベルを検証する方法を研究開発する基礎研究と、その成果をセキュリティの基準作成・評価・認証・標準化等につなげ、新しい技術領域の技術を迅速に社会に広げられる基盤となる様々なセキュリティ保証スキームの研究開発を行います。

主要な研究として、① 信頼の起点となるハードウェアのセキュリティと、② 近年急速に利用が拡大する一方でセキュアであることの確認が困難となっている統計的機械学習AIのセキュリティの2つの課題に重点的に取り組みます。いずれの研究においても基礎研究、実装・実証研究、実用化研究をパイプライン的に連携させながら進め、基礎研究においては学術的な成果発表を行いながら、基準・評価・認証・標準化などに繋がる技術の研究開発を様々なステークホルダーと連携して遂行し、開発された技術が迅速に産業界に導入されるセキュリティ保証スキームを確立することを目指します。

概要図
サイバーフィジカルセキュリティ研究センター 研究のねらい

ハードウェアからシステム、サービスに至るサプライチェーンにおいて、製品やサービスのセキュリティを検証可能とすることにより、セキュリティに対する不安を払拭し、人々が安心してそれらの製品やサービスを利用可能とするとともに、Society5.0を実現する産業基盤の利用に対する事業化投資を推進し、安心安全な世界の実現と産業競争力強化に貢献することを目指します。


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国立研究開発法人産業技術総合研究所