
「地域バイオマス資源循環・環境負荷低減型の革新的土壌マイクロバイオーム・植物病害制御技術開発研究コンソーシアム」について
目的
本コンソーシアムの目的は,世界で千億USドル以上の損害を引き起こす植物寄生性線虫被害抑止に向け,植物寄生性線虫等の病害虫の生育や植物への加害を抑制する制御因子を物理・化学・微生物性等の多面的側面から見出し、環境負荷低減型の持続可能な栽培技術を創出することにある。本研究を達成することで、減農薬や減肥による安心・安全な作物の提供や水圏土壌環境保全への貢献を目指す。
コンソーシアム代表者
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 生物プロセス研究部門 微生物生態工学研究グループ 黒田 恭平
構成機関
- 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
- 国立大学法人 長岡技術科学大学
- 独立行政法人 国立高等専門学校機構都城工業高等専門学校
- 徳島県立農林水産総合技術支援センター
- 十和田グリーンタフ・アグロサイエンス株式会社
- 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
- 茨城県農業総合センター
主な事業内容
- 植物寄生性線虫害を抑制する制御因子の発見
- 「有用微生物群モジュールの優占化メソッド」の創出
- 地域未利用バイオマス資源を用いた植物寄生性線虫害を抑制可能な新規土壌改良資材の開発
- 環境負荷低減型の植物寄生性線虫害予防技術創出による合理的施肥管理技術の開発
- その他「知」の集積と活用の場 産業技術の活用による革新的農林水産業研究開発プラットフォームの活動への協力