25th
イベントレポート

つくば駅に25周年広告が登場

2026年4月1日、設立25周年の始まりを告げる広告掲示を、つくば駅構内で開始しました。通勤・出張などで駅を利用される方は、ぜひ一度足を止めて、じっくりご覧ください。

改札を出てすぐ正面では、これまでの25年間から未来へ引き継ぐ思いを表現

広告に込めたのは、職員一人ひとりの「25年」

エピソード紹介1

「この300万、自分に投資してくれ」と言って、ホントに受け入れられた話。
機械学習は、衝撃だった。これからはコイツの時代になる。そう確信した。だけど、研究者の予算確保でモノを言うのは、過去の経歴だ。未経験者がAI予算くれ、と言ってもなかなか受け入れられるものではない。そんな時、所内でDX推進公募が出た。予算は1年300万。よし乗ろう!と決め、自分の研究にDXを活用して発展させるという筋書きで申請書を書き始めた。でも全然書けない。機械学習をやったことがないんだから当然だ。それでも訴えた。「これとこれとこれを勉強するから、予算が欲しいんだ」と。今にして思えば、トンチンカンな文章だったかもしれない。でも、そのレベルの人間に、産総研は投資してくれた。もちろん、ちゃんと勉強しろよという圧力も感じたが。当然、受けられる講習には全部参加した。そして時は経ち、自分は今、2000万超の民間研究プロジェクトにDX人材として関わっている。あの時に投資してもらったから、今がある。すごく感謝している。

エピソード紹介2

2010年頃、国際的な自動車安全規格の議論の中で、日本が長年使ってきた評価手法が規格から外れかけたことがありました。欧米と日本では試験方法の考え方が違っていて、日本式では「規格に合わない」と判断されかねない状況に。もし排除されれば、日本の自動車産業に莫大な影響が出ます。そこで産総研が「どちらの試験方法でも同等の結果が得られる」ことを科学的に示す役割を担いました。私はこの規格のプロジェクトリーダー。うまくいかなければ大変なことになるというプレッシャーは相当なものでした。それでも最終的には同等性を証明でき、日本の手法は国際的にも受け入れられたのです。直接お金を生む仕事ではありませんが、「日本の自動車産業に大きな損をさせずに済んだ」。そう胸をなで下ろした瞬間を、今でもはっきり覚えています。

 
職員から集めた30を超えるエピソードをご紹介

ここで紹介したのは、数あるエピソードのごく一部です。ほかの思い出が気になる方は、ぜひつくば駅の広告をご覧ください。研究者・職員それぞれの25年が、駅という日常の場で語られています。

ニコニコ超会議に出展する2人のエピソードにも注目

ここで紹介したのは、数あるエピソードのごく一部です。ほかの思い出が気になる方は、ぜひつくば駅の広告をご覧ください。研究者・職員それぞれの25年が、駅という日常の場で語られています。4月25日、26日に出展するニコニコ超会議。こちらで研究を紹介する後藤さん、小熊さんの思い出もご紹介しています。

ニコニコ超会議2026公式サイトを見る
ニコニコ超会議に出展する2人のエピソードにも注目です