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北海道センター > 産総研における農工連携のご紹介 > 「知」の集積と活用の場・産学官連携協議会「産業技術の活用による革新的農林水産業研究開発プラットフォーム」 > 『原料・食品の安全・安心』コンソーシアム
食品製造のバリューチェーンで最も機械化の遅れている原料検査である。キユーピーにおいて、「原料・食品の安全・安心を世界へ」の志の下、昨年、世界で最初のAIを用いた精度が高く、低価格のAI原料検査装置を開発、実用化した。
現時点では、数種類の原料検査にしか対応していないが、世の中で使われている多種多様な原料に対応することと、多くの食品メーカーが困っている、野菜内の虫等の異物混入も検知できる検査装置を開発していく予定である。
その為、世界トップレベルの測定技術研究を行っている産総研とそれに対応するAIアルゴリズム研究を進めている農研機構、産総研、ブレインパッドと共にコンソーシアムを設立する。
あくまでも、現場の要件を基にこの検査装置を開発し、キユーピー社内で活用、更に、この装置を必要とする原料メーカー、食品メーカー皆さん方々にご提供することを目的とするため、キユーピーが幹事役として本コンソーシアムを設立するものである。
キユーピー株式会社 生産本部 田村 崇
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