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『原料・食品の安全・安心』コンソーシアム

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「『原料・食品の安全・安心』コンソーシアム」について

目的

食品製造のバリューチェーンで最も機械化の遅れている原料検査である。キユーピーにおいて、「原料・食品の安全・安心を世界へ」の志の下、昨年、世界で最初のAIを用いた精度が高く、低価格のAI原料検査装置を開発、実用化した。

現時点では、数種類の原料検査にしか対応していないが、世の中で使われている多種多様な原料に対応することと、多くの食品メーカーが困っている、野菜内の虫等の異物混入も検知できる検査装置を開発していく予定である。

その為、世界トップレベルの測定技術研究を行っている産総研とそれに対応するAIアルゴリズム研究を進めている農研機構、産総研、ブレインパッドと共にコンソーシアムを設立する。

あくまでも、現場の要件を基にこの検査装置を開発し、キユーピー社内で活用、更に、この装置を必要とする原料メーカー、食品メーカー皆さん方々にご提供することを目的とするため、キユーピーが幹事役として本コンソーシアムを設立するものである。

コンソーシアム代表者

キユーピー株式会社 生産本部 田村 崇

構成機関

  1. 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
  2. キユーピー株式会社
  3. 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
  4. 株式会社ブレインパッド
  5. 株式会社サラダクラブ
  6. デリア食品株式会社

主な事業内容

  1. 「原料と食品の安心・安全」を向上させるための技術研究の検討
  2. 「原料と食品の安心・安全」を向上させる装置の開発
  3. 上記装置の原料メーカー、食品メーカーへの提供
国立研究開発法人産業技術総合研究所