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つくって学ぼう

偏光で遊ぼう(偏光万華鏡?) ~色のついていないものだけで作る万華鏡??~

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どんな役に立っているの?

岩石(鉱物)の中には複屈折を示すものがあります。岩石を薄い板にして、偏光板の間にはさんで見ると、写真のように見えます。こうして観察することで、岩石の性質や起源についてのヒントが得られるそうです。ほかにも、プラスチックの研究にも使われることがあります。

鍾乳石の写真
鍾乳石
花崗岩の写真
花崗岩

こんなこともできますよ

テープをいろんな方向に貼るのではなく、偏光板(の偏光の方向)と45度になるように貼り、テープの種類や、重ねて貼る枚数を変えたりして絵を作ることもできます。写真は偏光板の前にテープを使って絵を描いたものです。左のように、そのままではきれいな絵は見えませんが、偏光板を通してみると、右のように、色のついた絵が見えます。(この絵は、産総研の出展するイベントで見ることができるかも…)偏光板の向きを変えてみると色が変わります。

何も映っていないテープを使って絵を描いた板の写真 テープを使って絵を描いた板を、偏光板を通した時の写真 偏光板の向きを変えて色が変化した時の写真