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研究所について

所長あいさつ


FREA所長
 産業技術総合研究所(産総研)は、政府の「東日本大震災からの復興の基本方針」(2011年7月)を受けて、2014年4月、福島県郡山市に「福島再生可能エネルギー研究所(FREA)」を設立しました。
 「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を大きな使命とし、国内外から集う多くの人々と共に活動しています。
 本格化する再生可能エネルギーの大量導入を支える新技術を、地元を始めとする多くの企業と積極的に連携して開発すると共に、事業化も支援しています。また、大学との共同研究等を通して、将来を担う人材の育成も行っています。

 震災からの復興と世界に向けた新技術の発信に、皆さんと共に力を尽くしていきたいと思います。

国立研究開発法人産業技術総合研究所
福島再生可能エネルギー研究所
所長 大和田野 芳郎

 

研究の目標と概要

 再生可能エネルギーは、我が国にとって貴重な国産エネルギー源であると共に、世界的な地球温暖化防止と持続可能性実現にも不可欠なため、早期の大量導入が期待されています。一方、再生可能エネルギーの大量導入には、再生可能エネルギーの時間的な変動、高いコスト、地域的な偏り、などの解決すべき課題があります。
 本研究所ではこれらの課題を解決して大量導入を加速するため、以下の研究テーマを推進しています。




【導入制約解消のためのシステム技術開発】
1 再生可能エネルギーネットワーク開発・実証
  時間的に変動する大量の再生可能エネルギーを、パワーエレクトロニクス、情報技術や水素等による貯蔵技術を駆使して最大限利用する技術を開発・実証します。
 
2 水素キャリア製造・利用技術
  再生可能エネルギーからの電気で水を分解して水素を作り、水素キャリアとして貯蔵し、必要な時に水素を取り出して、利用する技術を開発します。



【一層のコスト低減と性能向上】
3 高性能風車要素技術およびアセスメント技術
  レーザー風速計(LIDAR)と情報技術を用いて大型風車の稼働率と寿命を向上させる制御技術や、音響計測を駆使したアセスメント技術を開発します。
 
4 薄型結晶シリコン太陽電池モジュール技術
  薄型結晶シリコンセルを用いた太陽電池モジュールの低コスト化・高効率化・高信頼性化技術を確立するとともに、スマートスタック技術を利用した次世代高効率セルを開発します。



【適正な技術普及のためのデータベース構築、提供】
5 地熱の適正利用のための技術
  開発した最新の探査技術を駆使して地熱源の詳細なデータベースを構築し、適正な開発を支援します。
 
6 地中熱ポテンシャル評価とシステム最適化技術
  地質や地下水のデータを基に地中熱ポテンシャルマップを作成し、地域に合った地中熱ヒートポンプの普及を支援します。



組織図

 組織図

施設・実験設備

パース図


■主要施設

建物名称 用途 延床面積
研究本館(4階) 一般実験、会議・外部連携、事務管理 約6,900平方メートル
実証フィールド 再生可能エネルギーネットワーク実証等 約30,000平方メートル
実験別棟(1階) 特殊実験 約4,600平方メートル
スマートシステム研究棟 太陽光発電用大型パワーコンディショナ等の先端的研究開発及び試験評価 約5,700平方メートル



国立研究開発法人 産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所

〒963-0298 福島県郡山市待池台2-2-9
電話:024-963-1805/FAX:024-963-0824
email:frea-info-ml*aist.go.jp (*を@に変えて送信してください)