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受賞

2016/08/29

第14回産学官連携功労者表彰において産総研が経済産業大臣賞(2件)および産学官連携功労者選考委員会特別賞を受賞

第14回産学官連携功労者表彰式の写真

 第14回産学官連携功労者表彰において、国立研究開発法人産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下、「産総研」という)は、経済産業大臣賞(2件)および産学官連携功労者選考委員会特別賞を受賞し、8月26日に東京ビッグサイトにて表彰式が行われました。

 産学官連携功労者表彰は、企業、大学、公的研究機関等の産学官連携活動において、大きな成果を収め、あるいは先導的な取組を行う等、産学官連携活動の推進に多大な貢献をした優れた成功事例に関し、その功績を称えることで我が国の産学官連携活動の更なる進展に寄与することを目的に、平成15年より行われています。

経済産業大臣賞

「世界初・糖鎖を使った肝線維化診断システムの実用化」

  • 成松 久(産総研 創薬基盤研究部門 総括研究主幹)
  • 久野 敦(産総研 創薬基盤研究部門 上級主任研究員)
  • 高浜 洋一(シスメックス株式会社 ICHビジネスユニット 免疫・生化学プロダクトエンジニアリング本部長)
受賞理由

産総研が世界にリードしてきた糖鎖研究の成果が、シスメックス株式会社との連携により、世界初の製品化に至った事例。血液検査のみで肝臓全体の状態(発ガンリスク等)を把握できるようになり、慢性肝炎患者の即日検査(20分以内)を可能にした。

経済産業大臣賞受賞者の写真
関連情報

産総研と企業、全国の臨床ネットワークの綿密な連携により開発から薬事製造承認、保険収載、更に海外展開まで早期の社会実装
世界初・糖鎖を使った肝線維化診断システムの実用化
-肝炎から肝硬変に至る肝臓の線維化の進行度を迅速に判定-(内閣府HP)[PDF:232KB]

第14回産学官連携功労者表彰 ~つなげるイノベーション大賞~ における経済産業大臣賞が決定しました(経済産業省HP)

 

経済産業大臣賞

「シャーベット状海水氷製氷機の開発」

  • 永石 博志(産総研 北海道センター イノベーションコーディネータ)
  • 稲田 孝明(産総研 省エネルギー研究部門 主任研究員)
  • 佐藤 厚(株式会社ニッコー 代表取締役)
  • 吉岡 武也(北海道立工業技術センター 研究開発部 研究主幹)
受賞理由

科学的に指標化(数値化)した鮮度を導入することにより、水産物を差別化・ブランド化。これを実現するために、より高度な水産物鮮度保持に有効な小型製氷機を開発。小型漁船への搭載が可能となり、海外にも試験導入中。

経済産業大臣賞受賞者の写真
関連情報

産総研が地域の産学官連携コーディネータとして水産物のブランド化と地域水産業の活性化に貢献
シャーベット状海水氷製氷機の開発(内閣府HP)[PDF:196KB]

第14回産学官連携功労者表彰 ~つなげるイノベーション大賞~ における経済産業大臣賞が決定しました(経済産業省HP)

 

産学官連携功労者選考委員会特別賞

「カーボンナノチューブ研究開発に於ける産官学連携」

  • 湯村 守雄(産総研 ナノチューブ実用化研究センター 首席研究員)
  • 畠 賢治(産総研 ナノチューブ実用化研究センター 研究センター長)
  • 友納 茂樹(産総研 ナノチューブ実用化研究センター 招聘研究員)
  • 上野 光保(技術研究組合 単層CNT融合新材料研究開発機構 CNT事業本部長補佐)
  • 荒川 公平(日本ゼオン株式会社 特別経営技監)
受賞理由

日本で生まれたナノテク素材であるカーボンナノチューブ(CNT)の実用化を推進するため、「つくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点(TIA-nano)」事業に参加し、新たな産官学連携システムを構築。産総研と企業が密接に連携し、CNTの新しい大量合成技術を確立し、量産実証プラントを完成させた。さらに、CNTを核としたエネルギー、環境、運輸、IT、医療等のさまざまな産業分野への用途開発を実施した。

※つくばイノベーションアリーナナノテクノロジー拠点(TIA-nano)
 オープンイノベーションに繋がる研究開発を推進する「つくばイノベーションアリーナ」(TIA)のナノテクノロジー領域。TIAは、2009年の設立以来、数々の研究分野において我が国のオープンイノベーション実践の場として、大きな成果を挙げています。

選考委員会特別賞受賞者の写真
関連情報

産総研と企業の緊密な連携による実用化への「橋渡し」ロールモデル
カーボンナノチューブ研究開発に於ける産官学連携(内閣府HP)[PDF:256KB]


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