English

 

受賞

2016/02/15

第4回技術経営・イノベーション賞【科学技術と経済の会 会長特別賞】を受賞

 進藤昭男名誉リサーチャー(電池技術研究部門)は、このたび「第4回技術経営・イノベーション賞 科学技術と経済の会 会長特別賞」を受賞しました。

 「技術経営・イノベーション賞」は、経済の発展、社会の変革、競争力の向上、福祉の向上等を飛躍的に実現するイノベーション(変革を起こした新事業)で、事業化され投資や雇用を生み出しつつある優れた取り組みに対して授与されるものです。進藤名誉リサーチャーが発明したポリアクリロニトリル(PAN)系炭素繊維は、革新的な基本技術の確立と工業化への取り組み、産業界への技術移転といった点で非常に優れ、今なお日本の産業競争力強化に大きく貢献しており、「PAN系炭素繊維の発明と実用化への貢献」として受賞の運びとなりました。

 進藤名誉リサーチャーは炭素繊維の研究開発が本格化した1950年代にあって、PAN繊維を用いた高性能炭素繊維の開発に成功しました。このPAN系炭素繊維は、強度・弾性ともに非常に優れた特性を持ち、その後、飛行機の機体などの構造用材料なども含め、広範囲な産業に応用されています。

 PAN系炭素繊維の発明で進藤名誉リサーチャーは製造法の特許を取得し、30社近くの企業への技術指導を行っています。炭素繊維評価法の標準化の取りまとめなども行い、炭素繊維技術力の基盤づくりに尽力しました。発明を多くの分野で製品化に結びつけたこの手法は、現在の産総研の研究開発にも大きな影響を与えています。

受賞した進藤昭男名誉リサーチャー
受賞した進藤昭男名誉リサーチャー

▲ ページトップへ