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ニュース

2017/09/06

働く人間型ロボットHRP-2 PROMET(プロメテ)が国立科学博物館「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録

 独立行政法人 国立科学博物館が、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として実施している「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」の平成29年度登録に、川田工業株式会社(現:カワダロボティクス株式会社(※1))と国立研究開発法人 産業技術総合研究所が中心となって開発し、カワダロボティクス株式会社が所有する働く人間型ロボットHRP-2 PROMET(プロメテ)が登録されることになりました。

選定の理由
 本資料は、「働く人間型ロボット」です。多数の企業や大学が参加して1998年4月~2003年3月に行われた、経済産業省の「人間協調・共存型ロボットシステム研究開発プロジェクト」において、産業技術総合研究所と川田工業株式会社(現:カワダロボティクス株式会社)が中心となって開発しました。不整地歩行や転倒しても起き上がれるなど、人間と同様の動作や機能を実現しています。さらに「人と共存して働くヒト型ロボット-NEXTAGE(ネクステージ)」に発展し、人とロボットが共存する生産ラインの実現につながりました。今日、より付加価値が高く、市場のニーズに適時対応する変種変量生産やセル生産などで欠かせないものとなりました。その原点として日本のロボット開発技術発展の重要な段階を示すものとして重要であることが認められ、今回未来技術遺産に登録されることになりました。

(※1)カワダロボティクス株式会社は2013年に設立された川田工業株式会社の子会社であり、同社のロボティクス事業を承継しています。

HRP-2 PROMET(プロメテ)の写真
製作年:2003年
産総研研究開発ユニット:知能システム研究部門

用語の説明

◆重要科学技術史資料(未来技術遺産)の登録制度とは
国立科学博物館では、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るために、関係する工業会及び学協会と協力して、調査研究活動を従来から行っている。国立科学博物館では、このような資料の保存を図るとともに、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として、重要科学技術史資料の登録制度を平成 20 年度より実施しており、これまでに 225 件の資料を登録し、今回平成29年度に新たに 15 件の資料が登録された。[参照元へ戻る]

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