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計量標準

キログラムの定義改訂に道を拓くアボガドロ定数の高精度化20161014002

 2003年にEU共同研究センターと協力し、数十nmの真球度で研磨された質量1kgのシリコン結晶球の形状を数nmの制度で測定し、アボガドロ定数の高精度化に貢献しました。

 1889年に質量の単位として承認されて以来、人工物に頼る最後のSI基本単位として用いられている国際キログラム原器は、表面汚染による質量変動が懸念されるため、アボガドロ定数などの基礎物理定数を基準としたキログラムの定義の改定が検討されています。

 最近ではシリコン28を同位体濃縮した結晶を用いることで測定精度をさらに高め、2011年には国際キログラム原器の質量安定性を超える精度でアボガドロ定数を測定することに成功しました。

 これらの成果は、科学技術データ委員会による基礎物理定数の決定に貢献し、2018年に予定されているキログラムの定義改定に提案される予定です。

キログラムの定義改訂に道を拓くアボガドロ定数の高精度化

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