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産総研:東北センター 一般公開2016

 
化学、地質、ロボットなど
産総研の幅広い研究成果を紹介します。人気の科学体験・工作コーナーも出展します。

来て! 見て! ふれて!この夏、もの知りハカセになろう!

プログラム

おはなし(30分くらい)
トンボの色のひみつ
11:30~  14:00~
トンボの色のひみつのイメージ写真
童謡の「赤とんぼ」や「とんぼのめがね」で歌われるトンボ――。
みなさんにとっても親しみぶかいトンボですが、なかには、体の色を大きくかえる種がいることを知っていましたか?
そもそも、トンボの体の色はどのようにできていて、どんな意味があるのかな。
「とんぼのめがね」からは、どんな世界が見えるのかな。
最近の研究からあきらかになってきた、トンボの色にかくされた驚きのひみつをお話します。


 
おはなし+工作(30分くらい)
宮城県の工芸品  玉虫塗 輝く光の秘密
10:30~  13:00~
玉虫塗のグラスの写真
G7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議のお土産となった、宮城県の工芸品「玉虫塗」。
「玉虫塗」を発明した工芸指導所の後継組織にあたる産総研東北センターは、今でも、「玉虫塗」に深くかかわっています。
美しい「玉虫塗」の輝きと色の秘密は何なのでしょう?
「玉虫塗」を傷つきにくくするのに、産総研の最新研究が使われているって知っていました?
おはなしのあとには、「作ってみよう、玉虫塗風願い短冊」という簡単な工作も行います。

※「おはなし」以外の時間も、玉虫塗を常時展示・説明します。
 
きれいな花を咲かせましょう!
ろ紙に咲いた花の写真
ろ紙に、水性ペンや絵の具で点をうち、水につけてみよう。すると、クロマトグラフィーの原理で、いろいろな色が分離して、お花のようにきれいなもようができあがるよ。どうしてそうなるのかな? 百聞(ひゃくぶん)は一見にしかず。きみもお花をさかせよう!
星をつくろう -結晶ができる様子を見てみよう-
結晶の写真
試験管を冷やすと星のような結晶が生まれてくるよ。
星(塩化アンモニウムの結晶)が大きくなっていく様子を観察してみよう。
飛行石もあるから見に来てね!
 
流れのうずを見てみよう
うずの絵を作っている様子の写真
台風、木枯らし、洗濯機――身のまわりにはたくさんの『うず』があります。重力や地球の自転が影響して、空気や水の流れに『うず』が見られるのです。
特殊な絵の具をつかって、水の上にできる流れを写してみよう。それは、世界にひとつだけの『うず』になります。できあがった『うず』の絵は、プレゼントします。本のしおりなどに、つかってくださいね。
あなたのいくらは何色?
いくらをつくっている様子
息にふくまれる二酸化炭素をつかって、いくらを連続的につくってみよう。
つくったいくらの色は、電気の力で変えることができるよ。
 
ミクロの世界をのぞこう!
ミクロの世界をのぞいている様子
コンパクトな顕微鏡で、ミクロの世界をのぞいてみよう。スマホのディスプレイや印刷物、洋服の布地は「ミクロの世界」では、どんなふうに見えるかな? 
頭皮など、肌の観察もできるよ。運がよければ、手のひらから汗が出るところが見られるかも。
蔵王の地質砂絵/「県の石」の展示
砂絵を作っている様子
砂絵をつくりながら、蔵王火山の歴史をつくろう!
蔵王火山のパネル展示と蔵王火山地質図の紹介もおこないます。
また、日本地質学会が今年選定した「県の石」のなかから、東北地方の県の石についての紹介パネル展示と一部実物試料も展示します。
 
アザラシ型ロボット パロと遊ぼう
パロの写真
癒し系のセラピーロボット、パロが今年もみなさまをお待ちしています!
話しかけたり、なでたりしてみてね。パロがかわいく反応するよ。
偏光万華鏡をつくろう
偏光万華鏡のイメージ写真
筒のなかに、美しい世界が広がる万華鏡――。
「偏光」とよばれる現象をつかって、自分だけの万華鏡をつくってみよう!
 
床下探査ロボット DIR-3
DIR-3の写真
ひとが入れないようなせまい場所で活躍する小型移動探査ロボットDIR-3が今年も登場!
筋電スイッチで鉄道模型をうごかそう
筋電スイッチを体験している様子
筋肉に力を入れると弱い電流が流れます。それを感知するセンサーで鉄道模型をうごかそう。
 
血管年齢測定装置 【対象年齢:15歳以上】
血管年齢を測定している様子
血圧を測るような手軽さで「血管の硬さ」が測れます。
※医療行為ではありません。あくまで参考としてご利用ください。
 

交通アクセス

 

開催概要

開催日時 2016年7月30日 土曜日 10時00分 ~ 16時00分(15時30分受付終了)
開催場所 産業技術総合研究所 東北センター
〒983-8551 仙台市宮城野区苦竹4-2-1
入場料 無料
主催 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 東北センター
後援 宮城県教育委員会、仙台市教育委員会
国立研究開発法人産業技術総合研究所