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お知らせ記事2026/06/15

【RIHSA】柏の葉で広がるイノベーションの“輪” Kashiwanoha Innovation Fes 2026

Kashiwanoha Innovation Fes 2026(主催:三井不動産・UDCKTM、後援:柏市、以降イノフェス)が開催された2026年3月28・29日、天候にも恵まれ、柏の葉キャンパス駅周辺は、多くの来場者で賑わうイベントデーとなりました。
体育祭や音楽祭、スタンプラリーなど様々なプログラムが実施されるなか、産総研からは、KOIL TERRACEで実施された「イノベーション広場」に人間社会拡張研究部門(RIHSA)が出展しました。
また、29日に実施された「サイエンスノメ」では、中高生によるポスター発表や研究者と直接対話できる「Meet the Scientist」のコーナーがあり、こちらにも産総研の研究者が、次世代の研究者を育むことを目的に参加しました。
29日の様子を一部ご紹介します。

 

見て・触れて・楽しめる体験型ブース「イノベーション広場」


産総研ブースでは、人間社会拡張研究部門から生活機能ロボティクス研究グループ、拡張介入オペレーション研究グループ、インターバース研究グループ、ソシオデジタルサービスシステム研究グループがデモンストレーションを行い、今まさに取り組んでいる研究や技術について紹介しました。

「いろんなものとおはなししよう!オブジェクトトーク」は、生活機能ロボティクス研究グループがこのイベントに合わせて開発したコンテンツです。
コーナーにセットされた色々なオブジェクトと会話ができる不思議をお子さんたちが楽しそうに体験していました。


オブジェクトトークを出展した生活機能ロボティクス研究グループ
生活機能ロボティクス研究グループの田中秀幸さん(左)と篠﨑真良さん(右)


インターバース研究グループからは一刈良介さん、大槻麻衣さんが
  1. 拡張介入オペレーション研究グループとコラボし、転びやすさを計測するプログラム
  2. モニター上に再現されたバーチャル柏センターを探検するゲーム
の2つのデモンストレーションを実施。
研究紹介と産総研柏センターのバーチャル見学を同時に体験できるプログラムになっていました。

 
転びやすさを計測するプログラムに挑戦する来場者 モニター上のバーチャル柏センターを探検するゲームを楽しむ来場者
(左)転びやすさを計測するプログラム  (右)バーチャル柏センターを探検するゲーム 


デモ体験の後は、拡張介入オペレーション研究グループの研究成果である、絵文字を使って、今の気分を入力します。
転倒リスクスコアが「低い(=転びやすい)」と判定された方も、楽しく体験いただけたようで、笑顔の絵文字を選ぶ方が多かったようです。



絵文字を使った評価プログラムについて紹介する小林グループ長
絵文字を使った評価プログラムについて紹介する拡張介入オペレーション研究グループの小林吉之さん


またソシオデジタルサービスシステム研究グループは、インターバースオフィスにおける課題を設定し、ELSI(倫理的、法的、社会的課題群)について考える場を設けました。
インターバースオフィスとは、現実のオフィスとメタバース空間のオフィスをつなげて使う、新しい働き方の仕組みです。
現実のオフィスに出勤している人と、テレワークなど自宅からアバターでメタバース空間のオフィスに参加する人が、仮想空間でコミュニケーションを取りながら一緒に仕事をするというスタイルになります。
社会実装するためには、想定されるELSIの論点を明らかにすることが重要となるため、来場者の皆さんにも一緒に考えていただく場を設けました。

 
インターバースオフィスで起こる課題について考える来場者 インターバースオフィスの課題について説明している様子
(左)来場者からヒアリングしている渡辺健太郎さん   (右)来場者にELSIについて説明する大澤 康太郎さん

皆さんからいろいろなご意見をいただくことができ、発見も多かったようです。



研究者と対話するMeet the Scientistのコーナーには、産総研から持丸正明フェローが登壇。
人間拡張技術の研究について紹介すると、「人工筋肉を使ってこんなことはできないか」といった質問が次々と出ていました。
持丸さんは「いい質問だね」と笑顔で応え、今世界でどのような研究がされているかについて深掘りし、生徒たちの知見を広げていました。

生徒と対話する持丸フェロー

 
産総研出展担当者 渡辺健太郎さんコメント
人間社会拡張研究部門では、前の人間拡張研究センターの時代から、地域の皆さんと一体となった研究開発・社会実装の推進を目指し、様々な取り組みを行ってきました。
今回も、我々の研究の一端を実際に体験いただくことで、貴重なフィードバックをいただきました。
今回のイベントが未来の暮らし、働き方を考えていただくきっかけになることを願います。
また、本イベントで併設開催されていたサイエンスノメの中高生の発表が大変素晴らしく、何かしらコラボレーションができたらと思いました。
渡辺健太郎さん






 
国立研究開発法人産業技術総合研究所