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2016年産総研つくばセンター一般公開:サイエンストーク

サイエンストーク

最先端技術のトークと研究現場のミニ見学ツアー!

1. 未来を照らす太陽電池研究

太陽光発電研究センター 上川 由紀子・菱川 善博

降り注ぐ太陽の光を電力に変える太陽光発電。さらに高性能な太陽電池の開発に世界中がしのぎを削っています。太陽電池の基本的な原理から、開発が進む様々な太陽電池の特長や用途など、最先端の研究動向について解説しました。また、簡単な模擬実験、ソーラーシミュレータ太陽電池測定設備のミニ見学ツアーを行いました。

  • 1 未来を照らす太陽電池研究 についての写真1
  • 1 未来を照らす太陽電池研究 についての写真2
2. 長さ標準と光学トンネル

工学計測標準研究部門 寺田 聡一

「長さ標準」の研究は“本当に正しい長さ”の実現です。
定規や巻尺など長さを測る道具は沢山ありますが、これらの道具が“本当に正しい長さ”からどのくらいずれているのかを調べる「校正」を行っています。
定規や巻尺などの校正についてお話ししたあと、測量で使う光波距離計を校正するための「光学トンネル」を実際に見学していただきました。

  • 2 長さ標準と光学トンネル についての写真1
  • 2 長さ標準と光学トンネル についての写真2
3. iPS細胞が変えた医療の未来

創薬基盤研究部門 高田 仁実

プラナリアやイモリなどとは違い、人間は手足や臓器をまるごと再生することはできません。iPS細胞の作製法の発見は、失われてしまった臓器を取り戻す夢の再生医療実現へ大きな一歩となりました。
あれから10年、再生医療は今どこまで進んでいるでしょうか。再生医療の最前線紹介と、iPS細胞の研究現場を見学をしていただきました。

  • 3 iPS細胞が変えた医療の未来 についての写真1
  • 3 iPS細胞が変えた医療の未来 についての写真2
4. 岩石の年代をはかる?

活断層・火山研究部門 山崎 誠子

火山がいつ噴火して、どのように成長したのか? 将来の火山活動を考えるには、過去の活動を知ることが重要です。
今回は岩石の年代測定法の中から「カリウム-アルゴン法」を紹介。野外調査で採取した岩石試料を実験室内でマグマに戻してガス成分を測定する実験ラインのミニ見学ツアーを行いました。

  • 4 岩石の年代をはかる? についての写真1
  • 4 岩石の年代をはかる? についての写真2

お問合せ先

産業技術総合研究所 企画本部 広報サービス室

Eメール:tsukuba2016-ml*aist.go.jp(*を@に変更して送信下さい。)
電話:029-862-6214(平日:午前9:00~12:00、午後1:00~5:00)
FAX:029-862-6212

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