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Wonder of Science

現在の社会をささえている科学技術の数々も、人類の長い歴史の中で、科学者が追い求めた「不思議」の解明の結果です。
このコーナーは、たとえば親子で、たとえば友達同士で来館された皆さんが、ふだんあたりまえに思ってた現象が「そういえば不思議だね」って気づいてくれたらいいなって、そんな思いでつくりました。
皆さんが科学の不思議を考えるきっかけになったらうれしいです。

筋肉のフシギ

たちがカラダを動かすときに使う体中の筋肉。
思ったように動かせるのは、脳からの命令が筋肉に伝わり、伸びたり縮んだりするからです。
脳からの信号も電気信号、力が入ったときに筋肉にちょっとだけ流れるのも電気です。
手に力を入れたときの筋肉に流れる電気をキンデンセンサーで捉えてみましょう。

ニューロコミュニケーター

ニューロコミュニケーターの画像

イノベーションゾーンの「ニューロコミュニケーター」は、筋電とはちょっと違いますが、脳がひらめいたときに出る、ほんのちょっとの電気を捉えて、気持ちを伝える道具に利用したものです。

生き物のフシギ

物や昆虫、植物など、生き物の中には不思議な能力を持っているものがたくさんいます。
その不思議な力をヒントにして生まれる産業技術もあるし、いろいろな研究を進めるために、生き物の力を使わせてもらってることもあります。

音のフシギ

「音」は、私たちの大切な情報のひとつです。
周波数によって聞こえる音・聞こえない音もあります。
記録の手段としても昔から録音・再生の技術開発がされてきました。
人間が聴くことのできる周波数や、臨場感をあげるための録音方法を紹介します。

光のフシギ

たちがいつもモノを見られるのは、モノからの光が目に届くからです。
光は波の性質を持っていて、波長の違いが色の違いにあらわれます。
産総研で開発した「標準LED」といっしょに、3原色を混ぜて色をつくる体験デモも用意しました。
波の方向がそろった「偏光」の不思議も紹介しています。

光応答ゲル

光応答ゲルの画像

イノベーションゾーンの「光応答ゲル」は、紫外線を浴びたとき、普通の(目に見える)光を浴びたときで、性質が変わる物質を開発して、いろいろ便利な使い方を考えようとしています。

産総研のロボットたち

総研では、近い将来どんな場面でロボットが活躍できるかを考えています。
そして、もうそれが実現してるものもたくさんあります。
いままで研究に使われてきたロボットや、研究から生まれたロボットたちを紹介します。
子供たちに人気のアザラシ型ロボット「パロ」ももちろん待ってます。

HRP-2P

HRP-2Pの画像

人間と一緒に働くことを目指してつくられた試作機。転んだときに壊れにくいように受け身の練習もしてました。このロボットをもとにして開発された「HRP-2」は、量産タイプとして、世界中のロボット研究施設で、研究用に使われました。

HRP-3P

HRP-3Pの画像

過酷な条件でも働けるロボットの研究から生まれたこの機体は、埃っぽい場所や雨の中でも壊れにくい構造になっています。バランス感覚も優れていて、滑りやすい場所を歩いたり、押されたりしても転びにくくなりました。

HRP-3

HRP-2Pの画像

試作機だったHRP-3を量産タイプとして洗練したのがこの機体です。機能的な部分は殆ど換わりませんが、専用の道具を使えるようになり、外装もとてもスマートになっています。

HIRO

HIROの画像

工場のラインなどで、人と同じような作業をするロボットとして開発されました。部品を付け替えることで、いろいろな作業に対応します。展示機は、顔につけられていた目(カメラ)と手の部品が取り外された状態になっています。

パロ

パロの画像

小さい子にも大人気のかわいいアザラシ型ロボットです。サイエンス・スクエアにいるパロは全部で4色(白・ゴールド・ピンク・チャコール)で、交代制で2体が展示されています。別の日に見学に行くと違う色のパロがいるかも♪

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