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日本の明るさ標準を作ろう

応用編

照度計の校正方法

 照度計が正しい値を表示するようにするためには、「校正」という作業が必要です。検定所や校正機関、メーカーなどは、すでに校正済みの照度計を標準として持っており、それとの比較によって校正を行います。これを「比較校正」と呼びます。これらの標準も比較校正によって校正されたものですが、元を辿っていくと国家標準に行き着きます。国家標準は比較する相手がありませんので、「照度」の定義に従って物理的に構築します。これを「絶対校正」と呼びます。

照度計の校正方法

 照度計は主に「フォトダイオード」「V(λ)フィルタ」「電気回路」から構成されますので、それぞれの部分についての測定を順に行います。

ステップ1 フォトダイオードの分光応答度決定

ステップ2 V(λ)フィルタの製作と透過率測定

ステップ3 電気回路の設計と照度計組み立て

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