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ゴミ戦争勃発!?

わずかでも強い毒性!

ダイオキシン類生成に関する研究

 人間1人が1日に出すゴミの量をご存じですか?およそ1キログラムと言われています。ですから、4人家族であれば1日4キログラム。1千万人もいる東京だと、1千万キログラム、つまり1万トン。日本全国だと1億5千万人として1億5千万キログラム、つまり15万トン。1年間だと365倍して、5千万トン以上のゴミが、日本で排出されていることになります。この重さを10トントラックに換算すると、5百万台に相当します。と言っても多いのか少ないのかぴんと来ませんが、とにもかくにも今日、日本で日々出されるゴミの量は膨大で、そのすべてを適切に処理するには大変な努力とお金が必要とされています。

 さて、そのゴミですが、どのように処理するのかというと、埋め立て地に持っていってそのまま埋め立てるか、あるいはゴミ焼却場で焼却するのがほとんどですが、実はこのゴミの焼却に大きな問題があることが分かったのです。それが、ゴミ焼却に伴うダイオキシン類の発生です。

 以前からこの問題は一部で警告されており、平成9年(1997)の厚生省(現厚生労働省)の調査で予想外に高濃度のダイオキシン類が検出され、全国的に注目されるようになりました。その年の9月には全国の学校のゴミ焼却炉が全廃されることが決まり、12月には環境庁(現環境省)によって、大気汚染防止法の指定物質にダイオキシン類が加えられました。

 ダイオキシン類が日本で特に問題となっているのには、実はわけがあるのです。それは、日本のゴミ焼却率が高いことで、世界のゴミ焼却炉の7割が日本にあるという調査報告もあるくらいです。つまり、ダイオキシン類を出しやすい小型の焼却炉がいたる所にあるのです。

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