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燃える氷が人類を救う!?

燃える氷の正体とは・・・。

地球温暖化の救世主

駒井武博士の写真

「メタンハイドレートの利用が現実のものとなれば、私たちはまさに夢のエネルギーを手に入れたことになるのです」
(駒井武博士)

 今、地球規模の環境破壊が大きな問題となっています。中でも、二酸化炭素などの温室効果ガスの増加が原因とみられる地球温暖化は深刻で、気温の上昇により、自然や生活環境にいろいろな悪影響が出ることが予想されています。

 このままいくと今世紀末には地球全体の平均気温が2度上がるというデータもあり、そのときには海面が平均50センチメートル上昇する計算になります。そうなればモルジブなどの平らな陸地は海の中に沈んでしまうのです。

 そこで再び注目されるのが「メタンハイドレート」。

 メタンは元々石炭や石油などの化石エネルギーに比べて二酸化炭素発生量が少ないのですが、さらにメタンを燃やしたときに発生した二酸化炭素を、人工的に水のカゴ、ハイドレートに閉じこめ、再び海底に戻してしまおうというのです。

 メタンハイドレートを掘り起こしてできた穴に戻すので、海底の地形を変化させることもありません。

 石油や石炭と違って常に増え続ける、しかも地球環境にもやさしいとなれば、メタンハイドレートはまさに「地球を救う燃える氷」ですよね。

写真:実験室で合成したメタンハイドレート

実験室で合成したメタンハイドレート

写真:合成メタンハイドレートの燃焼実験

合成メタンハイドレートの燃焼実験


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国立研究開発法人産業技術総合研究所