平成30年度研究評価委員会(情報・人間工学領域)評価報告書
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ている。 ・研究成果だけではなく、研究マネジメントのイノベーションも実施し、成果を上げている。 ・今年度はヒューマノイドでHRP-5Pという成果があった。すぐに出口がある領域ではないと思われるが、先を急ぎすぎず着実に進めていただきたい。 (改善すべき点及び助言) とくになし (2)「橋渡し」研究前期における研究開発 【第4期全体(見込を含む)に対して:見込評価】 (評価できる点) ・順調に進んでいる。 ・産業界へのインパクトを視野に入れた研究計画が進められている。目標の実現に向けて進めていってほしい。 ・AIの品質保証、AIの計算インフラ、いずれもホットなテーマ。特に後者については世界的な成果を出しており、素晴らしい。 (改善すべき点及び助言) ・もう少しPR活動をしていただいて、日本産業をリードしてほしい。 ・成果や今後の計画に対する外部への情報発信をもっと行ってもいいのではないか。 ・ABCIはPreferred NetworksのMN-1/2などを除けば、日本国内では貴重な計算インフラだ。ぜひ民間企業による外部利用を促して、生かしていってほしい。 【とくに平成30年度に対して:平成30年度評価】 (評価できる点) ・プロジェクトの立ち上げが行われてきている。これからの成果に期待する。 ・ABCIはソニーのImageNet学習の高速化など世界的な成果を出しており、非常に評価できる。まさに産総研のような公的研究機関として取り組むべき事業だろう。 (改善すべき点及び助言) ・AIの品質保証については、国内でもMLSE(機械学習工学研究会)やQA4AIなど同様の趣旨の活動・コミュニティが立ち上がっている。適宜、連携しながら進めていただきたい。 (3)「橋渡し」研究後期における研究開発 【第4期全体(見込を含む)に対して:見込評価】 (評価できる点) ・レベルの高い研究になっている。 ・企業との連携研究の仕組みが構築され、着実に成果が出てきつつある。意思決定の違いに対する研究に期待する。 ・来年度以降は、連携研究室の数も現状の4個からさらに増えるとのことで、外部資金獲得の努力が実りつつあるのだろう。大いに評価できる。 (改善すべき点及び助言) ・NDA等もあり難しい面もあるとは思うが、公的研究機関の活動でもあるため、成果は論文等でできるだけオープンにしていっていただきたい。 【とくに平成30年度に対して:平成30年度評価】 (評価できる点) ・問題の解決をきっちり実施している。プロジェクトによって、研究の位置付け(先進的な研究あるいは研究成果の適応など)が多様であり、それぞれが進捗している。 ・冠研究室の成果については、個別企業のニーズに基づいていると思われるため、昨年度は外部からは評- 106 -

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