平成30年度研究関連業務評価委員会評価報告書
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【効果】 知的財産アセット構築支援に採択した研究テーマのうち、12件が企業連携に繋がるなど、研究成果の橋渡しの取組が進展した。平成30年度から開始した各種サポートにより、平成31年度ではさらに効率的な連携や橋渡しに進展することが期待される。 【実績】 標準化戦略会議(平成30年度までに8回開催、第4期中長期目標期間全体見込12回)においては、統合した知的財産・標準化ポリシーを踏まえて、標準化戦略の方針・取組の策定を行った。標準化の実現可能性を検討する標準化戦略フィジビリティスタディ(FS)(平成30年度までに延べ59件、第4期中長期目標期間全体見込延べ75件)では、社会において有効に活用される標準化提案を目指し、民間企業との連携可能性や知的財産活用との一体的推進の可能性の観点を導入し、FSテーマの選定を行った(民間企業との連携可能性1件、知的財産活用との一体的推進の可能性23件)。 また、技術開発における知的財産と標準の効果的な活用を図り、成果普及をより一層推進するため、標準化に関する所内の事例を調査分析し「知財活用ツールとしての標準化ガイド」を平成28年度に作成し、オープン&クローズ戦略に基づく戦略的な標準化の方策について、所内の連携担当者や研究担当者に周知した。 平成31年度は、引き続き標準化戦略FS等を活用しながら、知的財産と標準化の一体的推進を図る。 【効果】 知的財産・標準化ポリシーを踏まえた標準化戦略の方針・取組の策定により、知的財産と標準化の一体的推進を促進した。民間企業との連携可能性や知的財産活用との一体的推進の可能性の観点から選定したFS案件では、実際に標準を作成することを目的とした標準基盤研究等へ移行し国際標準化に取り組むことができた(平成30年度までに7件、第4期中長期目標期間全体見込15件)。 また、「知財活用ツールとしての標準化ガイド」については、成功事例を所内に広く展開することにより、知的財産と標準化の一体的推進を検討する際の重要な参考資料となり、標準化に対する所内の理解を促進した。 【実績】 知的財産マネジメントを円滑に推進するための環境整備として、平成28年度から新知的財産管理システム(2020年5月稼働予定)を開発中である。 新知的財産管理システムでは、機能改善により、所内研究者及び知的財産実務担当者の知的財産の届出・出願・維持管理に伴う知的財産管理業務を効率化するにとどまらず、現- 77 -

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