平成30年度研究関連業務評価委員会評価報告書
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かったことから、情報が届いたことは一歩前進である。 産総研で働く外国人研究者数は年々増加しており(平成27年:96名、平成28年:113名、平成29年:126名、平成30年:137名(各年4月1日現在))、これらの取組は、日本語を母国語としない研究者にとって働きやすい環境の整備に繋がっている。 【実績】 第4期中長期目標に従い策定した「第4期中長期目標期間におけるダイバーシティ推進策」の一環として、所内にとどまらず他機関との連携も踏まえ、女性活躍推進をはじめとするダイバーシティ推進の活動を展開した。 特筆すべき実績については、以下のとおりである。 ・平成27年度には、産総研における女性研究者採用の更なる拡大を目指した所内イベント(ラボツアーや懇談会等)の実施、また、第3期中期目標期間までの期間及び平成27年度に取り組んだ全国複数の研究教育機関が参加するダイバーシティ推進ネットワーク構築等が主に評価され、ワーキングウーマン・パワーアップ会議が主催する「女性活躍パワーアップ大賞」奨励賞を受賞した。 ・平成28年度には、女性活躍推進の取組と実績が認められ、公的研究機関で初めて、女性活躍推進法に基づく認定マーク「えるぼし」(最上位の認定)を取得した。 ・平成28年度に筑波大学及び日本アイ・ビー・エム株式会社とともに共同実施機関として採択された、文部科学省平成28年度科学技術人材育成補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」(実施期間6カ年)の外部資金を活用し、女性活躍推進法に則った活動として、育休等からの研究活動再開支援(育休からの復帰者面談、育児に関わる情報交換会、研究補助員の雇用費支援事業等)、次世代キャリア支援(女子大学院生・ポスドク向けイベント等)、及び、女性職員を中心としたキャリア形成支援(エンカレッジ研修ならびに研修後の個別カウンセリング等)等を実施した。 ・平成30年度には、所内のダイバーシティ推進のため、有識者である内永ゆか子氏(産総研経営戦略会議委員、NPO法人J-Win(ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)理事長)によるダイバーシティ・マネジメントに関する講演会を開催した。 【効果】 文部科学省平成28年度科学技術人材育成補助事業「ダイバーシティ研究環境実績イニシアティブ(牽引型)」の外部資金獲得により、第4期中長期目標では「第4期中長期目標期間におけるダイバーシティ推進策」を策定し、策定した項目の実施(女子大学院生・ポスドク向けイベント等)に取り組んだ。さらには、策定していない項目の実施(研究補助員の雇用費支援事業等)にも繋がり、当初の計画以上にダイバーシティの推進を実現した。 また、内永ゆか子氏の講演会には、女性職員のみならず、男性職員、グループリーダーや管理職など300名を超える職員が出席し、女性活躍推進を含めた真のダイバーシティ・- 191 -

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