平成30年度研究関連業務評価委員会評価報告書
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環境設備を導入した、「サイバーフィジカルシステム研究棟」(平成30年12月竣工)を臨海副都心センター内に建設した。また、同補正予算における「老朽化対策事業」においては、つくばセンター西及び南研究廃水処理施設を改修(平成31年1月完成)し、運用を開始した。 【効果】 平成28年度第2次補正予算により新たに建設された柏センターの「社会イノベーション棟」、及び臨海副都心センターの「サイバーフィジカルシステム研究棟」においては、これら拠点整備事業に加えて、当初計画にはなかった研究ユニットからの要望にも対応した研究環境の構築によって、AI技術の社会実装に向けた世界最高水準の研究開発の推進が期待される。また、同補正予算による「老朽化対策事業」においては、つくばセンター西及び南研究廃水処理施設の改修によって、有害物質の流出防止等の安全性が確保された。さらに、南研究廃水処理機能の総体を、既存の北研究廃水処理施設に統合することにより、使用電力量約20%の低減及び維持管理費の削減が可能となった。 【実績】 平成29年度第1次補正予算による「高機能IoTデバイスに関する研究拠点整備事業」において、IoTデバイス・システムを、サンプル試作を経て量産化に繋げる事業化プロセスを支援するため、つくばセンター西事業所に新営棟建設を実施している。平成30年度は企画・提案能力の優れた設計者を選定する「公募型プロポーザル方式」を採用して設計者を特定し、設計業務を完了した。また、施工者の選定にあたっては価格のみならず省エネルギーに関する技術提案を求める「総合評価落札方式」を採用し、施工者を特定し建設工事に着手した。(平成31年2月時点) 【効果】 平成29年度第1次補正予算においては、特殊環境である既存の研究棟(スーパークリーンルーム)からクリーン環境を維持した接続通路を設置する等、難易度の高い設計業務を短期間の過密なスケジュールの中で完了させることができた。さらに施工者からの技術提案によって、一段と省エネルギー性能の高いクリーン空調システムを導入する見込みとなっており、既存設備と比較して空調熱源のエネルギー使用量を約40%削減できる高効率な研究開発拠点となることが期待される。 - 175 -

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