平成30年度研究関連業務評価委員会評価報告書
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地域在住のIC等連携人材の確保が困難であるという課題を踏まえ、地域拠点において継続的に連携人材を外部から確保し、安定的に雇用できるよう予算枠を新たに設けた。 <評価コメント(改善すべき点及び助言)> 深層学習のためのAI 道場をオール産総研で実施、産総研内でのAI 人材を養成し、あらゆる分野での研究へのAI 活用の促進を目指したことは、評価できる。この取り組みを地方の公設試あるいはそれに類する機関にまで範囲を広げて行う事を希望する。地方の中小企業では、AI 人材が不足していることは周知である。地方の公設試職員がAI を習得し、地方の中小企業に伝播させることで、ねずみ算式な効用が見込まれると思量する。 <対応・反映の状況> 産技連総会でも技術者養成のための公設試向けAI道場への強い要望があったこともあり、平成31年2月、3月に産総研地域センター3か所(北海道(札幌市)、関西(大阪府池田市)および中国(広島県東広島市))で公設試及び地域センター職員向けAI道場を実施した(平成31年3月末時点)。 <評価コメント(改善すべき点及び助言)> 全国の企業の99%以上は中小・中堅企業で重要なパートナーと位置づけているにもかかわらず、中小企業連携コーディネータの数が10 名というのは他のIC の数で比較するとアンバランスと感じる。地域公設試IC は地域の情報(シーズ・ニーズ)を持っているので、連携・活用が欠かせない。公設試・各IC・地域センター・つくば本部の連携・情報交換が見えてこない。重要と言いつつ大型化を狙っているように見えるので、中小企業からすると敷居が高くなる。一方、民間資金獲得目標金額から見ると、冠ラボなどで大型プロジェクト化し企業から大型資金を獲得することに注力せざるを得ない。その状況で3 分の1 は中小企業から獲得という枠が存在する。向かうターゲットが違うので、手法も当然違ってくる。その手法の違い(過程)がわかると、評価の視点も違ってくると思う。 <対応・反映の状況> 中小企業連携コーディネータに加え、全国で127名の産総研ICも活用し、地域との密な連携に取り組んでいる。また、地域イノベーションコーディネータ会議を1年に2回実施し、産総研IC、各地域のIC間の人的ネットワークを強化した。 <評価コメント(改善すべき点及び助言)> テクノブリッジOn the Web は、大変意義のある試み。着実に登録者数が増えているということで評価できるが、今後、これに伴う具体的成果が多く生み出されることを期待。 <対応・反映の状況> テクノブリッジOn the Web は研究成果発信の他、TBFを含むイベントの窓口として活用されている。TBFつくばでも多くのアテンド対応につながった。会員数は昨年度末の2,324 - 130 -

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