平成30年度研究関連業務評価委員会評価報告書
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研究件数は、目標値の200件を上回る207件となった。 テクノブリッジフェアは、産総研の技術シーズと企業のニーズとのマッチングを促進する場として、つくばを始め全国で実施した(つくばにおいては、平成30年10月25日~26日に実施し、来場者695機関、1,879名となった。訪問型や地域センター開催分と合わせて全12回行い、計1,097機関を招待・訪問を行った(平成31年2月21日時点))。 さらに、マッチングを継続的に図る場として、産総研の技術シーズをウェブサイトで紹介する「テクノブリッジOn the Web」を平成29年5月に開設し、登録数を順調に増加させている(登録数1,397社4,004名。研究パネル閲覧数5,000~10,000強/月)。平成29年度末時点で、登録数 904社 2,324名、掲載パネル 1,317枚だったものが、平成30年12月末時点で、登録数 1,397社 4,004名、掲載パネル 2,057枚まで増加した。マーケティング活動につながる情報として、月ごとに研究パネル(約2,000枚)の閲覧ログを取得するシステムを構築し、分析結果を領域の研究戦略部と共有した。平成30年度はテクノブリッジOn the Webとテクノブリッジフェアとの連携を強化し、来場者(招待客)が興味を持つ分野・研究課題を分析する取り組みを実施した。 【効果】 地域中核企業への訪問やイベントの開催など、連携作りのための地道な活動を積み重ねた結果、テクノブリッジクラブへの加盟企業数は、目標値の350件に対し102%の356社(平成30年12月31日時点)に達し、地域中核企業から産総研への信頼度向上や期待感向上の効果が現れた。これまでに目標値200件に対し104%の207件(平成30年12月31日時点)の連携研究の実施につながるなど、地域中核企業、公設試とのネットワークを活用して、地域における「橋渡し」に寄与している。 特に、テクノブリッジOn the Webは平成29年度に開設以来、登録数が平成29年度の2,324名から4,004名に増加(172%増)し、地域中核企業の技術開発ニーズと産総研技術シーズのマッチングに寄与している。これにより、産総研の研究成果の民間企業へ橋渡しにつながることが期待される。 【実績】 公設試の技術レベル向上を図るために、産業技術連携推進会議(公設試相互及び公設試と産総研との連携を通じて、我が国の産業発展に貢献することを目的とする組織)の技術部会と地域部会の各種活動を行った。活動の具体例としては、技術向上支援事業「EMI計測用広帯域アンテナの自己点検法の開発とラウンドロビン測定の実施」を実施し、13公設試とともにラウンドロビンテストや検討会を行った。また、公設試職員向けAI道場(公設試職員を対象とした人工知能に関する座学、活用のための実習)を開設してAI技術習得に向けた講習を実施(3回実施、公設試職員22名参加)した。さらに、地域産業活性化人材育成事業(公設試職員を一定期間産総研に招へいして研究開発を行う事業)により、公設試- 115 -

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