平成30年度研究関連業務評価委員会評価報告書
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【実績】 特許審査委員会を毎月開催し、知財戦略会議で検討された知的財産の活用可能性を高める知的財産戦略を踏まえて、国内外の出願・審査請求等要否の審査を行った。 特許審査委員会の運営については、パテントオフィサー及び技術移転マネージャーの判断を適切に審査に反映するための審査用の書類様式の改訂や委員の見直し、審査基準における知的財産活用の観点の明確化、開催頻度の増加(四半期ごとから毎月開催)、手続き期限の管理の厳格化等の改善を行った。 【効果】 特許審査委員会において、知財戦略会議で検討された戦略を踏まえた審査を行うことにより、戦略的な知的財産の創出・活用を推進した。 また、特許審査委員会の運用改善により、効率的・効果的な審査が可能となった。特に、パテントオフィサー等の関与や審査基準で知的財産活用の観点を明確化したことにより、技術移転を意識した知的財産の取得が促進された。 【実績】 標準化戦略会議(平成31年2月現在3回)において、知的財産・標準化ポリシーを踏まえて、標準化戦略の方針・取組の策定を行った。標準化の実現可能性を検討する標準化戦略フィジビリティスタディ(FS)では、社会において有効に活用される標準化提案を目指し、民間企業との連携可能性 や知的財産活用との一体的推進の可能性 の観点を導入し、FSテーマの選定(17件中12件)を行った。 【効果】 知的財産・標準化ポリシーを踏まえた標準化戦略の方針・取組の策定により、知的財産と標準化の一体的推進を行った。民間企業との連携可能性や知的財産活用の可能性の観点から選定した案件では、FSから標準を作成することを目的とした標準基盤研究等へ移行し、これ以外に選定した案件と併せて国際標準化に向けた取り組みを推進することができた。 【実績】 戦略的な知的財産の創出・活用を目指した取組として、研究の芽の段階(萌芽期)で見出された新発見・新原理の中から有望技術を発掘し、知的財産アセットの構築を支援した。具体的には、「橋渡し」研究前期の研究テーマ(9件)を選定し、特許動向調査の結果を基にした研究アプローチのアドバイスや基本特許を確保するための方針策定など、知的財産戦略構築や知的財産強化の支援を行った。また、昨年度までの支援テーマ(25件)に対しても、継続的にフォローアップを行い、知的財産アセット構築強化を支援した。 - 109 -

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