平成29年度評価委員会(計量標準総合センター)評価報告書
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「放射線利⽤施設の安全安⼼を⽀える計量標準」(知的基盤)放射線利用施設で必要な計測機器標準整備①眼水晶体被く線量計測に必要な標準確立-国際機関(IC,IAEA)が提唱する眼水晶体線量限度が150mv/年から20mv/年(100mv/5年)に引き下げ-日本でも法令取入れ議論があり、現状把握ために実測が不可欠②放射性汚染検査装置を効率よく校正できる標準確立③中性子線量計感度特性評価ために1.2e単色中性子フルエンス標準確立研究目的平成29年度成果下記3件放射線標準を開発した。①光子に対する眼水晶体被く線量管理に必要な3 mm線量当量標準を開発②大きな有感面積を持つ放射性汚染検査装置を効率よく校正するために、従来よりも大きな10 cm ×15 cm面線源を用いた荷電粒子放出率標準供給を開始した。③1.2 MeV単色中性子フルエンス標準を確立するために、反跳陽子型中性子検出器(注)開発およびフルエンスを導出するためモンテカルロ計算信頼性評価を実施した。(注:中性子衝突により水素原子核(陽子)が放出される現象を利用した検出器)131成果リスト受託研究1件、民間共同研究1件、企業共同研究1件大面積面線源に対する荷電粒子放出率標準供給開始技術開発の要点「放射線利⽤施設の安全安⼼を⽀える計量標準」•線量低減法令化に向けて、現場被く管理を行う線量計校正が可能•大きな有感面積を持つ放射性汚染検査装置を効率よく校正できるようになり、放射線利用施設安全安心が向上•国際規格に則った線量計特性評価試験実現を行う中性子エネルギー充足アウトカム水晶体線量限度低減により、特にX線透視を使った医療現場や高エネルギーベータ線環境場が問題インクジェットプリンタにより均一性高い面線源を製する手法を開発した。10 cm ×15 cm面線源を校正できる多線式比例計数管を製作した。1.2 MeV中性子検出器1.2e単色中性子フルエンス標準•光子に対する眼水晶体被く線量管理に必要な3mm線量当量標準を開発•従来より大きな有感面積を有する多線式比例計数管製作及び高均一性面線源製方法開発•1.2e中性子フルエンスを測定するため反跳陽子型中性子検出器を開発し、加器による1.2e中性子発生に付随して生じて中性子測定妨げとなるγ線影響を低減するためにそ構を改良した。132- 88 -

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