平成29年度評価委員会(計量標準総合センター)評価報告書
90/104

•水質検査方法改正(平成27年度)に伴い、信頼性確保ために計量トレーサビリティ確保された標準液供給が求められるようになったことへ対応として、国際単位系にトレーサブルな値付け方法を開発し、計量トレーサビリティ確保された標準液供給体制を整える。「⽔道法などの規制に対応した標準物質の開発」(知的基盤)研究目的平成29年度成果•世界初有機体炭素含量を認証したフタル酸水素カリウム認証標準物質ならびにポストカラム反応GC活用によるかび臭物質2種混合標準液値付け技術を開発し、これまで成果と合わせて、計量標準が必要な水質基準44項目うち43項目標準整備を完了。•計量法に基づく標準液として、新たに4種類標準液*供給体制を整えた。計量トレーサビリティの確保された標準液基準物質A社B社C社国家標準(基準物質)を共通の源とするトレーサビリティ体系*亜塩素酸イオン標準液、フェノール類6種混合標準液、ハロ酢酸4種混合標準液、かび臭物質2種混合標準液127・フタル酸水素カリウムに対してIトレーサブルな値付け方法を確立し、世界初有機体炭素含量を認証した認証標準物質を整備・ポストカラム反応GC活用により個別成分ごと評価をすることなく、有機混合標準液直接値付けを実現成果リスト論文発表: IF付国際誌1報,共同研究:2件,新聞記事:1件(予定)認証標準物質開発:1物質,依頼試験開始4項目(H30.4開始予定)技術開発の要点「⽔道法などの規制に対応した標準物質の開発」計量標準が必要な水質基準項目ほぼ全てに対応し、水道水質検査信頼性確保に貢献アウトカムCOO HCOOK従来︓酸としての評価(中和滴定)のみ酸およびカリウムの分析と、各種不純物分析を組み合わせて、総合的なフタル酸⽔素カリウムの組成評価を実施し、有機体炭素としての含量を評価フタル酸⽔素カリウム全有機体炭素分析の基準となる標準物質の開発成分ごとの純度評価が必要混合標準液[ 従来の校正技術][ ⼀対多型の校正技術]XCA, B, CA, B, Cポストカラム反応GCによる混合標準液の直接定量AB⼀対多型の校正技術を活⽤した有機混合標準液の開発質量⽐混合法IJ C 3001-cフタル酸水素カリウム世界初の有機体炭素(有機物の量を炭素として表わしたもので、⽔道⽔の汚れの指標の⼀つ)の含量を認証したフタル酸⽔素カリウム認証標準物質成分ごとの純度評価が不要128- 86 -

元のページ  ../index.html#90

このブックを見る