平成29年度評価委員会(計量標準総合センター)評価報告書
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「誘導結合プラズマ(ICP)質量分析法を⽤いた気体試料の直接・多元素分析に関する研究」(橋渡し前期)•石炭ガス複合発電やボイラー等で、排ガス中微量有害元素リアルタイムモニタリングが必要•それを可能にする技術「微粒子化・ガス交換・IC質量分析法」を開発研究目的平成29年度成果•これまで困難であった環境大気中に極微量(数ng/m3)に存在するガス状水銀[Hg0(g)]を直接・リアルタイム分析することに成功。微粒子化ICP質量分析法ガス交換オゾンガス(O3)アンモニアガス(NH3)凝集Hg0(g)反応Hg0(g) + O3(g) → HgO(s) + O2(g)4O3(g) + 2NH3(g) → NH4NO3(s) + H2O (l) + 4O2(g) 置換ガス(Arガス)内管(多孔質ガラス)試料ガス(例え空気)と反応余剰ガスをICP維持に最適なArガスに置換高感度元素分析法微量有害元素(ガス状)を微粒子化75実際に必要とされる様々なガス種へ応用が可能であることを実証。特に環境大気中に極微量(数ng/m3)に存在するガス状水銀[Hg0(g)]直接・リアルタイム分析世界初。成果リスト論文発表:IF付国際誌1報、特許出願:1件技術開発の要点76「誘導結合プラズマ(ICP)質量分析法を⽤いた気体試料の直接・多元素分析に関する研究」現場でリアルタイムモニタリングにより、環境へ放出削減、水俣条約履行評価などに資する測定技術に結びつく可能性がある。アウトカムICP質量分析計微粒子化装置ガス交換器N2as blank gasAmbient airHg0(g):1.3~2.3 ng/m3ブランクガス(N2)0.00.51.01.52.02.50100200300400500600測定時間(秒)Hg0(g) 濃度(ng m-3)微粒子化・ガス交換・ICP質量分析法による環境大気中ガス状水銀[Hg0(g)]測定(例)公開番号:特開2017-198558- 60 -

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