平成29年度評価委員会(計量標準総合センター)評価報告書
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「固液界⾯の原⼦の動きを評価するX線回折法の開発」(⽬的基礎)•燃料電池や蓄電池など性能を決める電極反応解明に,固体と液体界面構をリアルタイムで観察できる技術が必須である.•固液界面原子配列を非破壊評価できる唯一方法である表面X線回折法を界面反応過程そ場追跡に適用するため新規計測技術を開発し,実証した.59研究目的平成29年度成果•表面X線回折測定超高化•燃料電池モデル電極表面で白金原子リアルタイム観察に成功従来比100倍00.00.8白金表面原子層変位/nm0.010.00206040時間/秒CC2H電極電位メタノールメタノール白金電極白金電極メタノール電気分解中白金原子変位T. Shirasawa, et al., JPC C, 121, 24726 (2017)湾曲結晶回折計回転テーブル試料ステージ放射光X線2次元X線検出器白金電極液体電解質波長分散集束線回折線放射光線湾曲結晶2次元線検出器測定原理概略•⽩⾊の放射光X線を"プリズム"に相当する湾曲結晶を⽤いて波⻑ごとに異なる⽅向から⼀点に集束する多波⻑のX線(波⻑分散集束X線)を⽣成•試料の⼀点から波⻑ごとに異なる⽅向に回折したX線を2次元検出器で計測して回折X線強度分布を⼀度に測定「固液界⾯の原⼦の動きを評価するX線回折法の開発」成果リストIF付国際誌論文1報、プレス発表1件、招待講演(国際1件、国内1件)波長分散集束光学系X線回折へ適用による,表面X線回折プロファイルを同時に測定するため新規計測技術技術開発の要点60電気化学反応中電極表面原子動きをリアルタイムに観察でき,燃料電池など性能向上に資する界面反応機構解明に応用可能アウトカム開発した技術:試料を動かさず一度に測定試料表面単一波長線回折線回転回転回折線強度線入射角回折線強度分布(表面構を反映)従来法:試料を回転しながら1点ずつ測定表面構変化をリアルタイム観察波長分散集束線回折線放射光線湾曲結晶2次元線検出器試料回折線強度線波長逆数- 52 -

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